22話 ページ23
名前を呼ばれ顔を上げる
「さ、参謀総長さん･･･」
サ「A･･･お前、その顔の傷と服の汚れどうした？」
ハッとして体を見る
昨日彼女達に踏まれ、蹴られた汚れだ
「なんでもありませんよ･･･では･･･」
サ「あ、A!!買い出し行くんだろ!!俺もついて行っていいか!?」
そう言われ、キョトンとする
「なんで知ってるんですか？」
買い出しに行くなんて誰にも言っていない
サ「えっ!?あ、勘だ!!勘!!」
慌ててそう答えるサボくん
「すみませんが、一緒には･･･」
一緒に出かけるなんて殺されてしまう
サ「な、なんでだよ!!」
「な、何でもです･･･」
困ったように眉を寄せる･･･
サ「に、荷物持ち!!荷物持ちとして!!な!!」
「大丈夫ですから･･･」
サ「いいって言うまで行かせねぇからな!!」
そう言って私の前から動かないサボくん
私が右に動くとサボくんも右に動く
左に動けばサボくんも左に動く
進む気がしない･･･
「ﾑｯ･･･」ﾌﾟｸｯ
そんなサボくんに頬を膨らましムッとする
サ「うっ////(ｷｭﾝｯ)･･･そ、そんな顔してもダメだ!!」
どいてくれない･･･
どうしても一緒に行きたいようだ･･･
一緒に行けば暴力だけでは済まされない･･･
でも･･･
たまには、一緒に出かけたい･･･
バレなければいいかな･･････
そんな願望に負けて･･･
「･･･先に外で待っててください･･･」
サ「っ!!あぁ!!」ﾊﾟｧｧ
サボくんは一気に笑顔になり、走って外へ向かった
「はぁ･･･準備しないと･･･」
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ripple(プロフ) - 花炭さん» こちらこそ！読んでくれてありがとうございます！！ (2020年4月20日 23時) (
レス) id: c1e78c39ed (このIDを非表示/違反報告)
花炭 - 作者さん！私もサボが推しです！書いてくれて、ありがとうございます！ (2020年4月20日 17時) (レス) id: 1204e3a38d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ripple | 作成日時：2019年11月25日 19時
