16話 ページ17
サ「Aの部屋から男の声!?」
コ「う、うん･･･」
サ「Aの部屋に男･･･俺は入ったことねぇのに･･･」ｽﾞｰﾝ
コ「ま、まぁまぁ!浮気では無いと思うよ!!」
サ「･･･なんで言いきれるんだよ･･･」ﾑｽｯ
軽く頬を膨らましコアラを見る
コ「なんか、怒ってたんだ･･･その、男の人の声･･･」
サ「怒ってたぁ?」
コ「う、うん･･･なんか」
”あの男と付き合ってから、女どもに嫌がらせを受け･･･あんなに変わり果ててしまったというのに!!彼氏であるアイツはなにも気づかない･･･!!”
サ「･･･そう言ってたのか･･･」
コ「う、うん･･･このこと、キミに伝えるためにずっと呪文みたいに唱えてたんだからね･･･間違いないと思う!!」
真剣な顔をするコアラ
唱えてたって･･･汗
コ「もし、もしもだよ･･･この”あの男”と”彼氏であるアイツ”が、サボくんのことだとするよ?そうなると･･･」
俺はそれを聞いてハッとした
サ「っ･･･Aがその女どもに嫌がらせを受けている･･･」
コ「･･･分からないけど･･･」
サ「･･･ちゃんとAのこと見ないとな･･･」
コ「まだAちゃんのこととは決まってないから気を落とさないで!!」
サ「あぁ･･･」
コ「そ、それとさ!!サボくんも何か気になることあったんでしょ?教えてよ!!」
サ「あぁ･･･実はな･･･」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
コ「髪のことに関しては何となくわかる気がする･･･Aちゃんの部屋、この前お邪魔したけど毛染めなんてなかったし･･･」
サ「そうか･･･ってはぁ!?」
コ「っ!!な、なに?どうしたの急に･･･」
サ「ど、どうしたって!!Aの部屋入ったのかよ!!いつ!?」
俺は入ったことねぇのに!!
コ「えっと、ちょっと前にね･･･Aちゃんに相談があるって言われて･･･お邪魔させてもらったんだ」
サ「へ、部屋はどうだった!?他にAと何かあったか!?」
コ「ま、まぁまぁ･･･へ、部屋は普通に綺麗だったよ･･･あとは本がいっぱいあったかな･･･どんな本かは知らないけど」(部屋のこと気になるんだ･･･)
サ「綺麗か･･･本が沢山･･･あぁ!!クソっ!!入ってみてぇ!!」ｶﾞｼｶﾞｼ
頭を掻きながら叫ぶ
コ「あはは･･･あ、その時の相談がなんか、変わってるというか･･･」
サ「変わってる?」
コ「うん･･･」
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ripple(プロフ) - 花炭さん» こちらこそ！読んでくれてありがとうございます！！ (2020年4月20日 23時) (
レス) id: c1e78c39ed (このIDを非表示/違反報告)
花炭 - 作者さん！私もサボが推しです！書いてくれて、ありがとうございます！ (2020年4月20日 17時) (レス) id: 1204e3a38d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ripple | 作成日時：2019年11月25日 19時
