灰「俺の姉ちゃんは認めたくないけど…かわいくてモテて彼氏がいます!!!」

第12話 ページ12

夜久side
俺はAと別れようと思った……
Aに婚約者がいるなんて知らずに付き合ってしまった｡

相手は青城の“及川徹”って奴だ､噂によるとバレーの技術はスゴイが女好きらしい

Aの事が心配(＞_＜;)

今でもAの事が好き……
あのかわいい笑顔、綺麗な目､元気な性格､全てが好きだった

だから、あの時は衝撃的だった……

灰「夜久さん！姉ちゃんとはいつ別れるんですか？」

夜「縁起でもない事言ってんじゃねぇ！」

灰「だってぇ………姉ちゃん婚約者いるんだもん！」


婚約者………

夜「はぁ！？それどういう事だよ」

灰「一応俺の家はお金もちなんで婚約者みたいなのが決められるんですよ、普通ならお姉ちゃんだけが決められるはずなのに………お姉ちゃんが嫌がって､俺も嫌で仕方なく姉ちゃんになった」



夜「………………………俺はAの事信じてるから」


信じてるとか言っておいて自分から別れ話を持ってくるって最低だよな

恋「お兄ちゃん……Aちゃん、婚約者いたんでしょ？」

夜「………………………」

何も言葉に出来ない…ショックすぎて

頭の中が真っ白……………真っ白の中で1ヶ所光を放ってる場所、そこにいるのはAだ


婚約者と幸せになれよ

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って言ってるけど心の中では俺の元に戻ってくるって期待しちゃってる

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