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有岡side
膵臓癌───?
有岡「へ、、?」
薮「高校生の時からですね、。」
薮「1度倒れてそこから通院してました」
薮「高校生の時から手術した方が良かった」
薮「でも手術はしないって、、。」
有岡「なんで、、。」
有岡「手術してたら完治してましたか」
薮「臓器提供者がいてもらえれば」
薮「高校生の時に手術をすれば悪性のところだけ切り取れば良かったんですけど」
薮「社会人になったAさんの膵臓癌の大きさは以上でした」
薮「こんなに長い間爆弾を持ちながら生きれたのが不思議なくらいです」
薮「今の私には大貴君が抗がん剤だから生きれてるんだ」
有岡「え、?」
薮「Aさんが先程言っていました。」
有岡「A泣いてましたか」
薮「私達の前では笑顔でした。」
薮「でも1度だけ屋上で泣いてる所を見たことがあります」
『死にたくない』
薮「そう呟いてました。」
有岡「こいつ俺の前でも泣いたことないんですよ」
有岡「最後まで辛い思いしてたよな」
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作者名:メロン x他1人 | 作成日時:2017年9月26日 21時