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A
いや、ちょっと待って
確かに私はこのまま家には帰れない
でも、見知らぬ男の子とこれから
一緒に暮らすの、、??
A「無理でしょ、、、。」
山田「ん、?」
山田「なんか言った??」
A「いや、何でもない、、。」
A「山田さんって家族は??」
山田「居ないよ 。」
山田「俺はずっと一人ぼっち 。」
A「え、、?」
山田「小さい頃から俺はずっと1人なんだ」
山田「食べ物とかには困ってないよ」
山田「いつも、1週間に1回玄関の前に
果物とか色々置いてくれるんだよねぇぇ」
A「え、誰が??」
私がそう言うと
彼は顔を歪ませ、、そしてまた笑顔で
山田「母さん!!笑」
そう言った
山田「俺を捨てた罪滅ぼしなんじゃない?笑」
A「貴方はお母さんを愛してた?」
・
山田「そりゃあ、愛してたよ」
・
A「やっぱり私帰る 。」
山田「え、何で??」
A「私は人里の者とは関わっちゃ駄目なの」
違う 。
本当は違うの 。
─『人を愛してはいけないよ』
─『本当の1人になってしまうから 。』
おばあちゃんの声が頭から離れないの
多分、あなたとまだ居たら
私はあなたに恋してしまうから 、。
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作者名:メロン | 作成日時:2018年2月18日 18時