検索窓
今日:30 hit、昨日:55 hit、合計:62,432 hit

story:12 ページ12

家に帰って来て早速着替えた私は、信介の部屋のドアをノックしてそれを開ける。




『信介ー、入るでー?』



信「はぁ、...おいで。」




拒否られるとおもてたけど、以外とあっさり部屋に入れてくれる。




手招きされて信介の横に座った私は、さっきとおんなじ質問をする。




『なんでマネージャーやったらあかんの?』




私が目ぇ見ながら言うたら、信介は諦めたみたいにため息をついた。




信「はぁ、...。それはな、マネージャーの仕事は、お前が想像しとる以上に大変やし、あのでっかい野獣みたいな奴らん中に、ちっこいうさぎみたいなお前が入ったら、何されるか分からんやろ。やからや。」





...?????


前半の、マネージャーの仕事は大変やって言うのは分かるで??



でも後半は私がうさぎやって?ちょっと意味分からんねんけど....




てか、、、




『...そんだけ??』




信「おん。そんだけや。」





『......』




私は、思わず笑ってしまいそうになるのをぐっとこらえる




...けどごめん。無理や





『プッ、...』




信「え、...笑ろてる??」





『ふっははははッ』





信「え、えぇ...何でそんな笑ろとんねん!こっちは真剣やで!?」




『はははっ、やって信介、心配しすぎやろ!?大丈夫やって!!マネージャーの仕事は大変でもちゃんとやる!"ちゃんとやんねん" って信介いっつも私に言うとるやん!』




信「せ、せやけど... 」




『そんで、部員の人らが野獣やって?流石にそれは無いやろ!信介やって、部員のこと信用しとらんわけちゃうやろ!?』



信「まぁ、信用しとらんわけちゃうけども....」



『ほんなら大丈夫!!私、ちゃんとマネージャーの仕事するし、なんかあったらすぐ信介に言うから!』


信「......」



『なぁ、お願い!許してぇやー!!』






あと一押し!!


私はちょっとだけ上目遣いにして信介にお願いする。




...信介は私のお願いにめっちゃ弱いもん!







信「....はあ、、降参や。...分かった、マネージャーやってええよ。その代わり、なんかあったらすぐ!絶っ対!報告するんやで?ええな?」




『はははっ、信介ありがとう!大好き!』





信「はぁ、、、。(またやってもうた...)」








.

story:13→←story:11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
486人がお気に入り
設定タグ:宮治 , 北信介 , ハイキュー   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みんと | 作成日時:2024年2月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。