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12 . 馬鹿 ページ12

「あ……ごめん。弁償する。」

「いや……別に気にしなくてオッケー!うん……。」

松倉は明るく振る舞いながらも暗い顔をしていた。

ほら、やっぱり俺といると不幸になる。


「俺に近づくな。」

冷たくすれば人は寄ってこない。

今までそうだった。

「なんで……?」

なんだよこいつ。

「クラスの子に関わらないほうがいいって言われた。」

じゃあなんで近づくんだよ。

「そしたらなんか対抗心?湧いてきちゃってさ。仲良くなってやるー!って」

「は?」

こいつ、とんでもない馬鹿だ。

さっきまで落ち込んでいたかと思えば今は鼻歌なんか歌ってる。

ほんと、わけ分かんない奴だ。

13 . 学校探検→←11 . ハンカチ



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(プロフ) - 私もこの歌に助けられていた時期があり、なんだか共感を覚えました! (2021年9月8日 14時) (レス) id: e43a506390 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 如恵留先生!待ってました!!このお話面白くて大好きです。これからの展開もとっても楽しみです!! (2021年7月27日 16時) (レス) id: 12bc81e91e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:祈醒蘭 | 作成日時:2021年7月15日 19時

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