祝いの電話 ページ25
鴎《有栖ちゃんおめでとう!!!》
有「お、おん。ありがとうお父さん。」
写真送って中也のバイクで帰って来た後、
寮の部屋に入ったところで電話が来た。
ただ、
有「お父さん、電話越しで大っきい声出さないで。
耳壊れるかと思った。」
いきなり大っきい声は耳と心臓に悪い。
鴎《あ、そうだね、ごめんよ。
さっき中也君が帰って来てね、なら有栖ちゃんも
電話出れるよねって思って電話したんだけど、
正解だったね。》
有「大正解だよ。
横にエリスちゃんとか姐さんとかいるんでしょ?」
鴎《その二人だけじゃないよ。
梶井君とか中也君は勿論、
まさかの芥川君もいるよ。》
芥《“まさかの”とは何ですか首領。
有栖は僕にとってもう一人の妹、
祝わぬ訳がありませぬ。》
有「そんな風に思ってくれてたの龍君。」
中《おい芥川、有栖は俺の妹だ。》
芥《それは判っております。
ですが幾ら中原幹部であろうと先程の言葉、
撤回する訳には参りませぬ。》
中《云うねぇ芥川。
手前には銀がいるじゃねえか。》
芥《銀は確かに僕の妹。
ですが、有栖もまた、僕の妹です。》
紅《止めぬか。有栖が赤くなる。》
有「赤くはならないけど
そろそろ止めない?この会話。」
鴎《兎に角、おめでとう有栖ちゃん。
君が無事に免許取得できた事が判って安心したよ。
今日はゆっくり休みなさい。いいね。》
有「判った。」
梶《それではまた週末にお逢いしましょう!!》
中《またな。》
エ《しっかり休んで週末に元気に帰って来なさい!!》
有「うん、じゃあね。」
電話を切ると、外でガヤガヤと声がした。
皆が着いたんだ。
私は脱ぎかけだったワイシャツを脱いで、
半袖ジャージを着てフリースペースに降りていった。
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モルカ(プロフ) - ヒカルさん» その言葉が力になります。ありがとうございます!! (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - 書き足して頂き、ありがとうございますッ！ 遅くなっても構いません、書いて頂きありがとうございましたっ！ (2018年11月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - ベルさん» なんか「フォロー許可待ち」になってるんですけど、なんかいってませんかね? (2018年11月1日 19時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - ベルさん» ベル様ありがとうございます!!やっておきます。 (2018年11月1日 19時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - モルカさん» ツイッターのほうフォローしましたモルカさんがよければフォローお願いします。 (2018年11月1日 19時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モルカ | 作成日時：2018年7月31日 23時
