《有栖の異能者の話》・2 ページ19
私達が丁度期末試験やってた時、
私だけ先に帰ったでしょ?あれは
『首領が刺されて、
探偵社の社長を殺さないと助からない
異能にかかった』
って連絡があったから。だから私は早退したんだ。
私の指示で探偵社社長が入院してる病院を包囲した。
でも幻像の異能者を囮に使って探偵社は逃げ果せた。
その幻像の異能者が探偵社一の推理力を
持つ“名探偵”から言伝を預かってた。
言伝は、
『“共喰い”を発動させている異能者を捕まえに行く。
約束の刻限迄に連絡が無ければ失敗したと思え。』
勿論待ったよ。
争う事なく事が済めば万々歳だから。
でも約束の刻限になっても連絡はなかった。
そしたら囮に残った幻像の異能者が
異能を使って手練れを三人出し抜いて
お父さんの眠る部屋に来たんだよね。
勿論そこに待機してもらってた姐さんに
追っ払ってもらったけど。
でもこれでもう遠慮はしなくて済んだから、
探偵社の居場所特定の班と拠点の守備班に分かれて
やり合うことにした。
暫くして探偵社の異能者が
三人だけで突っ込んできた。
そこは梶井の檸檬爆弾ぶっ放して追い払った。
その後の事だった、お父さんが居なくなったのは。
私が思い当たる所とか色んなところを
探したけど、見つからなかった。
きっと社長さんとお父さんしか
知り得ない所に行ったんだと思った。
それでも探した。
そしたらね、一人の男の人に会った。
その人は私にUSBメモリーを渡して
すぐにいなくなった。
私はそのUSBメモリーのデータを見に
すぐ本部に戻ってパソコンにさして見たんだよ。
凄い情報盛りだくさんだった。
敵のアジトから何奴を捕まえればいいかまで。
その後はその情報通りの場所で、
探偵社と協力して異能者をアジトの中から
出て来るのを待ち伏せして、無事捕まえて終了。
数十分前に戻ってきたお父さんと社長さんが
異能者に放ったグーパンチはいい音した。
有「まあ取り敢えずこんなだね。
本当に恐ろしい奴だよドストエフスキーってのは。
太宰を相手に戦ってる気分だった。」
緑「危険な人だったんだね…」
切「次会ったら捕まえなきゃな。」
有「無理だよ。もう捕まってるんだから。」
飯「では手の出し用がないじゃないか。」
有「でもウチ相手に次はないから。」
有栖の殺気に満ちた目で、
放課後の教室は、シンっと空気が冷えた気がした。
作者です。
何と無く終わりましたけど、
こんなんでよかったですか?
終わるの遅くなってすみませんでした。
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モルカ(プロフ) - ヒカルさん» その言葉が力になります。ありがとうございます!! (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - 書き足して頂き、ありがとうございますッ！ 遅くなっても構いません、書いて頂きありがとうございましたっ！ (2018年11月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - ベルさん» なんか「フォロー許可待ち」になってるんですけど、なんかいってませんかね? (2018年11月1日 19時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - ベルさん» ベル様ありがとうございます!!やっておきます。 (2018年11月1日 19時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - モルカさん» ツイッターのほうフォローしましたモルカさんがよければフォローお願いします。 (2018年11月1日 19時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モルカ | 作成日時：2018年7月31日 23時
