私は七つの大罪団員でモンスピートの姪っ子で【七つの大罪】 (ページ9)

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第8話ページ9

キャメロット城にある小さな部屋で
ドルイドや魔術士達が負傷者達を癒している。

ス「ありがと。大分感覚が戻ったわ…」

千切れていたスレイダーの腕が
綺麗に元通りになった。
そのすぐ横では、粉々にされたマーリンを
元通りにする魔術士達と、泣くアーサー王が。

ア「ごめんマーリン…
自分ばかり守られて
私は君を守ることができなかった…」

スレイダーがアーサー王に声をかける。

ス「男が何時迄もメソメソするんじゃないわよ。

お姉様ならきっとそう言うわね…」

ア「そんな…
マーリンは…きっと私に失望しています…」

Aが声を掛けようとした時、

メ「…なら、マーリンに直接聞いて見ねーとな!」

メリオダスがエリザベス王女の肩を
借りながらきた。
流石に傷の方はまだ痛むらしい。
メリオダスはガランがトドメを刺さずに
黙って帰ったことが疑問のようだ。
その疑問に答えたのは、

ゴ「奴の記憶を少し操作した。
“団長達にトドメを刺した”______ようにな。」

ゴウセルだ。
そしてゴウセルの腕には『沈静の護符(ちんせいのアミュレット)』試作型。
マーリンの魔法具だ。

?「ガランが去り_____ゴウセルが団長殿達の前から
逃亡しかけた不意をついて私が着けた。」

突然聞こえた声に皆驚き、
石像のマーリンを見るが動かない。

マ「何処を見ている。私はここだ。」

マーリンの神器『明星アルダン』から
マーリンの声が聞こえる。
どうやら魂を移したらしい。

マ「ガラン曰く“戒禁”とは《魔神の王》由来の力。
対抗できるとすれば女神由来の力だろうな…

だが何より脅威なのは【十戒】自体の強さだ。
魔力が底をついた状況の奴に我らは
全く為す術なかったのだからな。
Aとゴウセルがいなければ
全員今ここに立っていなかっただろう。」

ホ「そう言やぁAの闘級見てなかった………
…………………(°Д°)」

エ「ど、どうしたのホークちゃん?」

ホ「や……ヤベェこいつ……!!

魔力25000
武力55000
気力5000

闘級85000

だと!!?」

想像以上の闘級に、メリオダスとマーリン以外は

「「「「「はいぃぃぃぃぃぃぃ!!??」」」」」

と声を上げた。