私は七つの大罪団員でモンスピートの姪っ子で【七つの大罪】 (ページ19)

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第15話ページ19

皆さんこんにちは、こんばんは
Aです。

突然ですが………

「此処何処だぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!」

バイゼルの巨大迷宮に
《豚の帽子》亭の全員で入ったのに、
序盤から罠だらけだったけども、

何故か私、一人になってました。
もう一日経ったのに……ゴール何処よ……。
もうやだよ?
ハイドアンドシークとかサンドクローラーとかに
襲い掛かられて平手打ち撃退するの。

「お腹空いたなぁ…」ｷｭﾙﾙﾙﾝ…♪

バン…居ないかなぁ…

?「ほら、食え♪」

目の前に誰かが差し出して来たのは、
葉を皿にした、無花果に
ナッツとキノコを刻んで、
ハチミツ漬け(マリナード)にした物をコケモモと和えて乗せたもの。

こんな細かい物を作れる人を私は一人しか知らない。
私はその差し出して来た人物を見てホッと安堵した。

「バン…!」

バ「よぉA、久し振りだな♪」

「良かったぁ知ってる人と合流出来て。
バンは一人で来たの?」

バ「いんや、エスカノールとキング、ジェリコに…」

「………に?」

バ「エレインも一緒にいる。」

「…………マジ?」

バ「マジだ。」

「エレインって、前バンが私に
生き返らせ方知らないかって相談して来た…?」

バ「あぁ、そのエレインだ。」

「良かったじゃん!!おめでとう。」

バ「あぁ……あんがとな。」

どこか暗い顔をするバン。
私はそれを見て言おうとした言葉をしまった。

メラ姉が生きてて、
“怨反魂の法”がまだ解けてないからエレインが
この世にいるという可能性の話を。

暫くバンと歩いていると、
数匹のアースクローラーが山になって気絶していた。

バ「こりゃ……」

「間違いないね、団長が近くにいる。
この山の向こう側にでも居るんじゃない?」

バ「じゃあ再開のサプライズに
此奴の肉でも焼いてやるか。火ィ付けられるか?」

「もちろん。」

私達はアースクローラーの肉を調理し始めた。