ポートマフィアの穏やかな日 (番外編の番外編) ページ15
有栖
今日は部下達の銃撃訓練を見てやる日。
遊撃隊は勿論、
樋口ちゃんや黒蜥蜴の立原さんもいる。
(立原さんは
男だし一応歳上なので、さん付けしている)
ついでに言うと銀ちゃんや広津さんもいる。
私は広津さんと話しながら
練習の光景を見ていた。銀ちゃんがその場から
居なったことに気付かずに。
有「あれ、銀ちゃんは?」
広「おや、見当たりませんね……
立原の所に行ったなら面倒な事になりますな。」
すると元々規則性のない銃撃音の中に、
さらに規則性のない銃撃音が聞こえた。
急いでそこに広津さんと向かうと、
ﾀﾞｧｧｧｧｧｧﾝ!!!!(ﾁｭﾝｯ!!)
丁度私の顔スレスレを一発の弾が通った。
固まった。ちょっと怖かった。
流石の広津さんもこれは怒る。
広「銀!!立原ァ!!!」
そして私もビキビキ言わせながら
漫画みたいに血管浮かび上がらせてブチ切れた。
有「お前ら何で銃撃練習場で喧嘩してんだアホか!!!
そんな仲悪いならどっちか黒蜥蜴辞めちまえ!!
辞めねぇなら私の前に顔出すな!!
許してない内に顔出してみろ、
ポートマフィアに出禁にするぞアァン!!!!?」
殺すぞレベルの勢いで叫んだせいで
銃撃音で響いていた練習場が静かになった。
私はその場をイライラしながら後にした。
______________________________________________
首相執務室に戻って
お父さんに一通りあった事を話した。
鴎「……で、
今になって叫んだ事を後悔してる訳だ。」
有「そう言う事なんだよ………………」
机に突っ伏して深い深い溜息をつく。
有「ちょっとだけ言い過ぎた。
もう暫くあの二人には会えないよ……」
鴎「なら、待ってもらったかいがあったかな?」
驚いて顔を上げる私を横目に、
お父さんはドアに向かって「入りなさい」と言う。
そして入って来たのは黒蜥蜴の三人だった。
広「有栖嬢、
先程はウチの二人が大変失礼致しました。
二人が執務室に押し入ってでも謝りたいと聞かず、
この様な形になりました。」
広津さんが「ホラっ」と二人を前に押し出した。
立「あのっ………さっきはすみませんでした!!!
ついムキになっちまって…次からは気を付けます!!」
銀「…………ホント………すみませんでした……!」
滅多に喋らない銀ちゃんが声を出して謝ったので、
今回は私も言い過ぎたという事で許した。
その後、また二人がやらかしたので
今度は許さずに一週間謹慎処分とした。
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モルカ(プロフ) - 山吹桜さん» 了解しました。リクエストありがとう御座います!! (2018年9月17日 7時) (
レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
山吹桜 - リクエストで猫耳＆尻尾が付いて、切島君とイチャイチャして欲しいです!! (2018年9月16日 23時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - ヒカルさん» 喜んでいただけてなによりです。またのリクエストお待ちしてます!! (2018年9月8日 21時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - Σふぉおぉおぉおっ！！(゜ロ゜ノ)ノ 二度のリクエストをありがとうございましたっ！ しかも『二人の英雄』のお話にして頂きありがとうございますッ！ (2018年9月8日 21時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - 山吹桜さん» 喜んでいただけてなによりです。またのリクエストお待ちしてます!! (2018年9月5日 18時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モルカ | 作成日時：2018年4月4日 10時
