首領の娘は雄英へ【文スト】×【ヒロアカ】リメイク期間中

三社鼎立 ページ28

鴎外

鴎「ねぇエリスちゃん。
食べ過ぎは体によろしくないよ。」

エリスちゃんはさっきからずっと私が買ってあげたケーキ等々の甘いものを食べまくっている。

エ「なんで？甘いは正義。」

鴎「そうだけど、でも……」

エ「前リンタロウが買って来たフリル付きのドレス
着てあげてもいい。」

そんなこと言われたらもう

鴎「お代わり、要る？」

としか言えないじゃないか！
流石だよエリスちゃん！可愛すぎる！

中「首領。
生存兵依ると組合襲撃後、我々より僅かに早く現場に着いた探偵社が動けなかった配下の異能者、及び紅葉の姐さんを連れ帰ったとのことです。
恐らくは『捕虜』として。有栖嬢もギリギリまで
粘った様ですが意識が途切れたそうで、
今も意識不明の重体です。」

鴎「そうか……それにしても、
探偵社も姑息になったものだね。」

中「如何しましょう。我々と雖も五大幹部の一翼を人質に取られては迂闊に手が」

鴎「よし！探偵社の社長を殺そう。」

中「！」

鴎「暗殺が善いな。外部の殺し屋を使えば労力も
掛からず、私達は対組合に傾注できる。」

中「手配します。」

鴎「ああ、それから有栖ちゃんの学校に１日休むと
明日の朝連絡しておいてくれるかい？」

中「了解しました。」

＿＿＿＿＿＿＿＿__数時間後＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

中也君から連絡だ。

中「首領。襲撃は失敗です。
尾行も付けましたが＿_____」

だろうね。なんだかんだ言って付き合い長いから
ダメだろうなとは思っていたが。

鴎「腐っても探偵の親玉だ。尾行されほど柔じゃあないさ。善いよ、予定通りだ。刺客の袖に付けた、放射性追跡元素(スカンジウムマーカー)は？」

中「反応は良好。」

鴎「其処が探偵達の隠れ家だ。
先ずは一点先取。」

三組織の内生き残るのは人組織のみ。
闘う他に活路はないが、

鴎「勿論、最後に残るのは我々だ。」



三組織異能力戦争 開幕

連合→←花と紅葉、雪と金色・2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す