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学校 ページ13

入学初日の朝

ヨコハマの高級マンション最上階にある森家では…

鴎「有栖ちゃん忘れ物ない?」

有「うん」

鴎「薬は?」

有「持った」

一般家庭でよく見るような朝の確認合戦をしていた。
一通り確認した後、2人は玄関に向かった。

鴎「じゃあ有栖ちゃん、気を付けてね。
終わったら連絡するのだよ?」

有「うん、分かってる」

靴を履き終えた有栖は立ち上がり、
ドアノブを捻ってドアを開ける。

鴎「…有栖ちゃん」

ドアが半開きのところで鴎外が有栖を呼び止めた。

有「何?」

鴎外は何かを言おうとして口を開けたが
俯いて口を閉じ、しかし顔を上げて笑顔で言った。

鴎「頑張っておいで」

有「…!うん、行ってきます!」

有栖は笑顔で応えを返し、学校へ向かっていった。

________________________

有「んー…と…1−A…1−A…」

だだっ広い雄英の校舎を小走りで
通知された教室を目指す。…広すぎる。

有「ん、あったあった」

ようやく見つけた教室のドアの前に立つ。
…ドアがデカい。人3人分程の高さだ。

ソッとドアを開けると、
教室の中には1人、眼鏡をかけた男子生徒がいた。
有栖が教室の中に入り、指定された席に座ると、
眼鏡をかけた男子生徒がツカツカと寄ってきた。

?「おはよう、そしてはじめましてだ」

有「え、は…はじめまして…?」

早口でいきなり声をかけられたので
有栖はビクッとして戸惑いつつも言葉を絞り出した。

?「ボ…俺は私立聡明中学出身の飯田天哉だ。
これからよろしく頼む」

有「折寺中出身、森有栖。
よろしく…えと…飯田、でいいの?」

飯「もちろん、俺はあまりそういう事は
気にしないから、好きに呼んでくれ」

そう言って飯田はスタスタっと自身の席へ戻った。

集団行動のピシッとした歩き方してたなぁ…
有栖は思った。

その後、続々と新たなクラスメイトが
席に着いていく。様々な見た目の生徒と、また新たに入ってきた男子生徒に有栖は心を輝かせた。

爆豪だった。

(「学校・2」へ続く)

学校・2→←・2



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- ページ10………水の呼吸!壱の型ッ! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 392bac1abb (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - 狸弌@rihitoさん» すみません、上には書いていないのですが、名前変換できません。これを機に書く事にします。改めてすみませんでした。 (2018年10月7日 8時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
狸弌@rihito(プロフ) - すみません。名前変換がされないのですが… (2018年10月7日 7時) (レス) id: c5a83ba062 (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - 星を見守る砂岩さん» こちらこそ、喜んでもらえて嬉しいです!ありがとうございます!! (2018年7月28日 16時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
星を見守る砂岩(プロフ) - 私も血界戦線好きです。見た時嬉しすぎて独り部屋で発狂しました。本当にありがとうございます。 (2018年7月28日 15時) (レス) id: fbc86b6b3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モルカ | 作成日時:2018年3月24日 21時

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