見下し、十つ目 ページ12
天月side
そらるさん達が一斉に口を開いた。それは明らかにAに対して怒ってて．．．
貴「なんで、怒られるの？」
そ「他人の気持ち考えろってさっきも言ったよな？」
さっきって、僕が知らない間に何があった？
真「Aにとってはそうかもしれないけど．．天月くんにとっては『いらない』記憶じゃないんだよ？
それなのに、勝手に決めつけて．．
それって相手にとっては自分の存在価値を否定されたのと一緒だよ？」
．．．エスパー？え、なんで思ったこと全部言ってんの？怖いんだけど。
でも、理解してくれる友達を持ってよかった．．．
luz「自分が『いらない』とか、『必要ない』って言われたらどう思うん？嫌やろ？
自分が傷つくことは相手に言ったらいかんよ？」
多分、luzすんは気持ちを頑張って抑えてるんだろうな．．ほんとはもっと言いたいんだと思う。
貴「アハ、アハハ、ハハハハハハハハハハハハハハハッ！！
やっぱり無理だわ〜。抑えられない。
正直言うとね？
『美しき友情ありがとうございました。でも、その理論誰にでも通用すると思うなよ。』って、聞いてて思いました。
残念でしたね？なーんにも分かんない！！」
狂ったように笑いだし、吐き出すように話し始めた。
．．．こんなA、知らない。
．．．．こんなA、見たくなかった。
．．．でも、繋がった気がした。なにを？
そんなの分かんない。でも、確実に言えるのは．．．
『昔のAはもうどこにもいないこと』
貴「アハ、アハハ！
じゃあ、もう行きますね。もう二度と関わらないことをオススメするよ。じゃあ。」
そう言って、屋上を出ていった。
4人「．．．．」
みんな誰も喋らない。まぁ、それもそうだよね。３人は怒ってるだろうし、僕は何も出来なかったし。
真「ね、ねぇ！天月くん！！Aってどんな子だったの？」
この空気に痺れを切らしたのか、まふくんが僕に聞いてくる。
せっかく、切り出してくれたんだよね．．．
天「んーっとね、優しくて明るくて、何より、クラスの中心だった。」
３人「え！？」
気にせず続けよう。
あれ？そういえば．．．．
天「．．目と髪の色が、違った気がする。」
昔は、黒と赤がかかった瞳で、黒髪にところどころ白髪が混じってた。
それなのに今は、両目とも黒くて黒髪。
何でだろ？
そ「カラコンとか染めたり？」
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名無 - 続けてください！応援してます (2018年5月19日 23時) (
レス) id: ae4050be10 (このIDを非表示/違反報告)
冥王星 - 続けてほしいです…！これからも頑張ってください！！応援してます(^▽^)/ (2018年5月9日 22時) (レス) id: 2c82090147 (このIDを非表示/違反報告)
色見草(プロフ) - 深海魚の飼い主さん» ありがとうございます！そう言ってもらえて光栄です！これからもよろしくおねがいします(〃．．)) ﾍﾟｺｯ (2017年5月10日 17時) (レス) id: dabbc44ac8 (このIDを非表示/違反報告)
深海魚の飼い主 - こういう小説すごい好きです！ 更新頑張ってください(*´∀｀) (2017年5月10日 11時) (レス) id: 74cf23c37b (このIDを非表示/違反報告)
色見草(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！なんか、「こういうのが見たい！」とかってないですかね？アドバイスとかあったら教えてください(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2017年4月29日 20時) (レス) id: dabbc44ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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