楽しみ、三十二つ目 ページ33
貴方side
『案外いい奴なのかなって思う』
．．．いい奴？私が？？
散々、人の優しさを踏みにじってたのに？
気づけば言葉になっていたみたいで、うらたさんは目を見開いていた。
貴「ごめん、忘れて」
う「．．わかった。それより風呂はいって」
貴「あぁ、ありがと」
うまく笑えてたかな？．．笑えてないよね。
そらるさんたちにバレたんだもん。
う「そこ奥行って左な。制服とかは乾かしとくから」
あら、優しい。
貴「やっぱり優しいね、君は」
う「優しくなんかねぇよ。ただ、坂田たちの面倒見なきゃってだけだよ」
．．．優しさとは違うの？それ．．．
あ、この人ツンデレだったな。面倒見がいいのもあるけど
貴「ありがとね。」
何回、お礼を言ったのか分からんな。まぁ、これ以上話すと入れないからさっさと入ってしまおう。
．．．入ったはいいけどバスタオルとかってどうすれば？用意してくれるの？
う「おーい、バスタオルとかと一緒に着替え置いとくからな！」
貴「りょーかい！」
え？下着どうしたか？
来てたの着るよ！あったりまえでしょ？？
ぽかぽかのお湯が気持ちいい．．．
このままさっぱりしたい。
でもそれじゃ迷惑だから、あがると
「＿＿！＿＿＿＿＿と！？＿んで、＿＿＿＿てんの！？＿＿＿＿ぃ＿、なら、いれば良かったじゃん！！＿＿＿＿バカ！」
う「誤解だって！！これはどうしようもない事情があってだな！！」
「いいわけ！？もぅ、知らない！！」
．．．．修羅場？うらたさんが言ったことの前が分からんかったが、原因は私らしいな。
うーん、彼女かな？悪いことをしてしまった．．
どうするべきなのか．．．悩む
とりあえず、何事も無かった感じでいこう！よしっ！そうし((う「おい、聞いてたろさっきの」遮られた．．．
貴「さっきのとは？」
扉越しの会話はどこか気持ち悪い。相手の顔が見えないから、怒ってるのかもわからない。
う「その．．えっと．．．」
言いづらいことなのか？まぁ、原因私だろ？だからか？
貴「あ〜、聞いてたけど、うらたさんが『どう使用もない事情があってだな』の所からしかあんま聞こえてません」
いや、あってるよね？その前、途切れ途切れだったし．．．
う「じゃあ、誰かわかってない？」
貴「私の知り合いなんすか」
う「あ、ならいいや。うん、彼女だよ。」
なんか納得いかん．．．
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色見草(プロフ) - 奏多さん» そう言ってもらえて嬉しいです。他にも多数の方からの意見がありますので完結するまで消すようなことはありません。わざわざコメントをしていただきありがとうございます。これからもこの作品を是非よろしくお願いします！ (2018年2月21日 22時) (
レス) id: dabbc44ac8 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - この小説すごい好きなので消さないでほしいです。 (2018年2月21日 22時) (レス) id: 70cd676ccd (このIDを非表示/違反報告)
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