【BTS】女子力、負けました【JN】

15 side JN ページ15

Side SEOKJIN






今日もここに来た



『いやぁ、僕が指導してる子も
僕には叶わないけど仕事が出来るのは認める

けど、僕を押しのけて……はぁ……』



SG｢ぽっと出の年下が
ずっと片思いしてた子を
一瞬でかっさらいそうで許せない。と…｣

『そう！！！！そうなんだよ……』



あんなウサギみたいなやつが
Aさんに釣り合うわけが無い



僕みたいなスマートでイケメンで
なんでも出来て料理も上手くて……

SG｢はぁ、ヒョン飲み過ぎです
今日はもう提供出来ませんからね｣



『やー、店員がそんなことしても
損するだけでしょ！
こうなったら吐くまで飲んでやる！！』



TH｢ヒョン、｣



いつも聞いている低い声が

僕の酔いを覚まそうとする



『あーミアネミアネ、ヒョンが悪かったよ』



弟のテヒョンが僕の反対を押し切って
企業の内定を蹴ってまでここで働いている



何がそんなに惹かれたのか
最初はそうゆう組織とかのお店かと思ったけど

実際に来てみたら誤解が一瞬にして消えた



コーヒーと良いお酒にこだわるオーナーの、
ミンユンギという人物の
中身に惹かれたのもあるのだろう



僕までこのお店の魅力に気付いてしまい
最近は良く通っている






SG｢その女の子と話さないんですか？｣

そう言われてすぐに顔が紅くなる



TH｢このヒョンにそれが出来ると思いますか？｣

SG｢まぁ、な、｣



そう言って笑うユンギとテヒョンに
お酒をぶっかけてやろうかと思った

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