二次創作黒歴史箱詰め

続き ページ2

その時だった。


「…で」

『何？』

「なんで岩ちゃんにはチョコ渡しておいて俺にはないの？」

『！？…べつに…ない訳じゃない…っ、こともないこともありませんけど？』


なんだそれ、悲しそうな顔。
責めるっていうより、すがるような…子供みたいな目。

びっくりして敬語になってしまった

…なんでこう私は素直になれないのかな。


「それさ、今度は敬語？急に名前呼ばなくなったり他人行儀になったりして…俺だって、Aが岩ちゃんが好きなのは知ってるけど、でも…」

『…待って』


そんな、それは、期待しても…


「俺はAのこと、好きなのに」


いい…ぷつん。

っは、意味わかんない…！

糸が切れたような感覚。
イライラする、幸せなのにイライラする…

徹は、ホントもう…！


『…ばかじゃないの』

「…うん、ごめん、困らせてごめん。忘れていい…」

『徹のばか！アホ！意味わかんない！私がいつはじめのことを好きだっていったの、私だって好きよバカっ！』

「…A？」


抱きついた徹はなんだかよく分からないけど男の人…って感じがして、
結構勢いよくいったはずなのに軽々と受け止められてしまった。

今さら顔があつくなる、耳もあつい。

涙が出てくる。


「好きって言ったの？俺を…？」

『他に誰がいるの、何回も言わせないで』

「え、岩ちゃんは…？」

『勝手に勘違いしないでくれる？』

「名前呼ばないのは…」

『は、恥ずかしかっただけ…ってそんなこと言わせないでよ！』

「あ、うん…そっ、か…あははっ」

『何がおかしいの！』

「ううん、幸せだなぁって思ったの…勘違いしてごめんね。」

『……別に、もう怒ってない。』

「うん。って、え！？泣いてるの！？」

『う、うるさい！嬉し涙ってことにしといて』


徹が体を離す。

改めて向き合ってみて、本当に格好良くなったと思う。


「A」

『うん』

「つきあって、ください。」

『…はい』



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誤字脱字、指摘等ありましたら教えてください！
リクエストありがとうございました！
二回目でも受け付けます(^^)

【黒バス】緑間、高尾→←【ハイキュー！】及川徹（いくとさんリクエスト）1/2

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