浮気調査なんて聞いてません！うちは花屋です【暗殺教室夢小説】 (ページ39)

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25.報告ページ39

その夜、自宅に帰った私は、優奈さんに今日の結果を報告した。

『一応優奈さんには報告しますね。

私、浅野理事長と付き合うことになりました。』

優奈「えっ？」

私はきちんと優奈さんに経緯を説明する。

優奈「そう、あの人が……」

『ちゃんと自分は結婚していて、私は生徒だと最初に断ってました。

そこは少し見直しましたけど。』

優奈「そう……」

『そう言えば、花谷家は横に広くてですね、情報屋を営んでいる者も中にはいます。

その者の伝手から連絡がありました。』

これは優奈さんに伝えておくべきだろう。

きっと、彼女の気持ちも少しは良くなるかもしれない。

『浅野理事長が秘密裏に、優奈さんを探してるみたいですよ。』

優奈「えっ……私を！？

あの人が……」

嬉しそうなどこか悲しそうなそんな表情をする彼女の背中を優しく撫でる。

『ちょっとやることが遅い感じもしますけど、良かったですね。』

優奈「うん……」

涙を目に溜めて、私に笑った彼女を見て、決心する。

絶対にあの男をギャフンと言わせてやる。