浮気調査なんて聞いてません！うちは花屋です【暗殺教室夢小説】 (ページ26)

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14.調査報告5 ページ26

今日の結果を報告する為、私は帰宅後来ていた優奈さんに伝えることにした。

優奈「えっ……内の旦那が？」

『はい。

優奈さん、これで決定的な証拠を手に入れられますよ！

後は適当に休日に私達が二人でいるところを写真に撮って居ただければ、完全に浮気確定までもちこめます！』

そうだ、私の考えた作戦はこうだ。

証拠がないなら、作れば良い。

完全にアウトなやつを作って、理事長に勝利する為のものを。

優奈「そう、ね………」

何故か元気のない優奈さん。

それもそうか。

自分の旦那が生徒の誘いに乗ったことに、ショックを隠し切れないのかもしれない。

ここで押し切るのは良くないか……

クライアントが気乗りしないなら、私達は無理に押すことをしてはならない。

これは万屋に伝わる言いつけの一つだ。

『優奈さん、最終確認をしましょうか。

本当にこのまま、続けますか？

今ならまだ間に合いますよ。

やめることだって、できます。』

優奈さんは俯き考える。

優奈「ちょっと考えさせて……」

『分かりました。

あと、明日から一週間、私はお店をお休みにします。

なので、お返事は一週間後に頂ければと思います。

ばっちゃの家に里帰りしますので。』

優奈「分かったわ。

気をつけて行って来て。」

『はい、もし何かあれば、いつでも携帯に連絡して下さいね。』

これで優奈さんにも考える時間を作ってもらうことができる。