155.触手の目指すもの ページ47
死神side〜
反物質は、僅か0.1グラムで核爆弾並みのエネルギーを放出する危険な物質。
その粒子の加速サイクルを生物に組み込むことで、持続的生成を可能にしたのが、ある教授の研究でした。
反物質エネルギーは生命に移植後、体組織を強靭で柔軟な物質構成へと、置き換え、体組織と共存。
それは後に、触手と呼ばれるようになったのです。
ですが、生命の加速サイクルとは、その生命が可能な細胞分裂の回数のことを言っています。
細胞分裂の回数は生命の個体によって可能な回数は違います。
もし、仮に細胞分裂が終わりを迎えれば、触手はその後体内から崩壊し、周囲を飲み込んで膨大なエ ネルギーを放ち、破壊してしまいます。
月や、延いてはこの地球をも、破壊出来る力が、触手にはあると言うことになるのです。
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コナンside〜
コナン「月や地球を破壊できるの!!?」
死神「ええ、可能ですよ。
そしてそれこそが、彼らの目指す目的のようですね。
今回それを聞くことが出来ました。」
沖矢「具体的には?」
死神「この世界を破壊し、新たな世界を作る。
そして争いのない平和な世の中にするそうです。」
漫画やアニメの世界の様な話しだが、それを実際に起こそうとしている。
こんなの本当に起こったら、シャレになんねーぞ。
マジでヤベェだろ。
俺達はそんな敵を相手にしなきゃなんねーのか。
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作者名:壱 | 作成日時:2019年6月10日 20時