149.思考干渉* ページ40
死神side〜
スコッチ「あんたなら、分かるだろう?」
そう言って、白面さんは仮面を外した。
黒髪に日本人風の顔。
顎には無精髭があった。
この顔…どこかで……
スコッチ「平和を求めることの意味を。」
“争いのない世の中
誰も不幸にならない世界
大切な者達を守る
人欲によって起こされる犯罪をなくす”
これは……
突如頭に響く様に聞こえて来る声。
死神「干渉……!」
思考を持って行かれそうになる。
スコッチ「これは思いの強さが強ければ強い程、それに比例して強くなる力だ。」
死神「こんなもので……
はっ!」
私はポケットから武器を取り出そうとしてあるものに気付く。
これだあっ!!
私はそれを取り出した。
死神「にゅるん……///」
スコッチ「パンツ!!?」
死神「ああ、Aさんのパンツはいつ見ても素敵ですねぇ……」
“幼児体型……
未発達なお胸♡
可憐なお顔!
可愛いお口♡♡
見た目と声のギャップ!?
萌える下着!!!
膨らむ妄想♡♡♡”
*脳内イメージ
寝室のベッドで頬を染めて、外しそうに身をよじるAさんがいた。
『タコ///』
裸のAさんが、私のズボンと下着を脱がして足の間に……
『お前のを舐めて良いか……』
死神「Aさん……///
そんな、浅野先生に見つかったら……」
『私はあいつよりも、お前が好きだ。
いいだろ、タコ……///』
死神「私も好きですAさん!
その可愛いお口でたっぷりご奉仕して下さい!!」
『ああ、任せておけ……』
*妄想イメージ終了
ああ、そんな日が待ち遠しい!!
スコッチ「うっ…こんな干渉……
犯罪だろっ!!』
死神「エ ロは世界を救うんですよ。
これは遠い日に、私の教え子が教えてくれたことですがね……」
スコッチ「お前の思考…どんだけヤバイんだよ……」
死神「これくらいヤバくないと、狙った獲物は手に入れられませんから……
そして、これは頂きますね。」
思考干渉から得た相手の情報。
爆弾のスイッチはあそこだ!
私は首の後ろに違和感を感じる
即座に黒い触手が飛び出し、目にも止まらぬ速さで相手に伸びる。
そして相手のポケットに侵入し、爆弾のスイッチを手に入れたのだった。
45人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:壱 | 作成日時:2019年6月10日 20時