120.任務完了？ ページ48
安室side〜
えっ、何故こうなった？
『全く、私を信用しない男は嫌いだ。』
安室「あの、浅野さんは良いんですか？」
『ああ、別に構わん。
たかがお前と一緒にいるくらいで浮気呼ばわりの小さい男にはな。
奴だって女と居たんだ。』
それってやっぱり僕の所為で……
確かにAさんが残ったこの結果は良いと思うが、何だか後味が悪い。
『自分の所為だと気にしてるのか？』
安室「えっ……」
もしかして顔に出ていたのか？
『別にお前の所為じゃないから安心しろ。
さて、安室は私をどこかに連れて行くんだったよな？』
安室「あっ、はい……」
ん？
待てよ、何で僕はAさんに指示をされてるんだ？
『それと、浴衣でもバスローブでも何でも良いから着る物を持って来い。
お前、即犯罪者として見られるぞ。』
確かに下着姿の幼児と一緒に居たら、完全に白い目で見られる。
それは僕の人間性が疑われるので避けたいと思い僕は用意さるていた浴衣をAさんに着せてあげた。
『ふむ、でかいな……』
安室「大人用しかないので。」
確かにダボダボの浴衣を着て裾を引きずるAさんは不恰好に見えた。
でも、何だかそれが可愛い……
はっ、いや、えっと……
邪な感情を頭を振って追い出した。
『まあ、無いよりはましか。
行くぞ安室。』
僕に手を差し出す彼女に頷き手を繋ぐと、ホテルの部屋を後にしたのだった。
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壱(プロフ) - ryeさん» コメントありがとうございます。作者も気付けていなかったので、助かりました。ありがとうございました。修正します。 (2019年6月5日 7時) (
レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 居候が磯郎になってますよ。 (2019年6月5日 0時) (レス) id: 4c75784e0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱 | 作成日時：2019年5月7日 18時
