107.集え仲間よ ページ31
パーティ当日
浅野家リビングにて
『これはまた……誰の趣味だ？」
ピンクのフリフリドレスを着せられた私は目の前でカメラを回す夫と、ビデオカメラを撮るタコ、さらにマニュピレータを伸ばして私の髪を結んだりナチュラルメイクをしてくれる律を見る。
死神「デザインの原案は律さんですよ。
色や形の最終調整は、私と浅野先生でしました。
はい、笑って下さ〜い！」
そう言われると、義務的なスマイルを向けねばと、私は笑顔を作る。
學峯「とても似合ってるよ。」
鼻の下伸びてるぞ。
それにしても、夫はまあ普通に黒のタキシードで問題ないが、タコのは何だ！？
真っ赤なタキシードに白のパンツって……
絶対にこいつの隣は歩きたくない。
死神「いやぁ、イケメンはやっぱり目立たないと。」
自分でイケメン呼ばわりか。
律〈皆さん、連絡用の装備は肌身放さずお願いします。〉
ふむ、準備はオッケーだな。
因みに、今日のことを知ってる沖矢と江戸川も、知り合いの伝手を使ってパーティに来ると言っていた。
奴らとは現地での集合だな。
もちろんタコとは、現地で別行動だ。
クリスに呼ばれているのは、私と學峯だけだからな。
タコは律と共に私達のサポート兼、触手能力者探しだ。
もし見つけた場合は、触手の回収に回る。
交戦も視野に入れてるが、出来ることなら戦わずに触手を回収しなくてはならない。
触手の力は使う程、宿主に負担が掛かり、最終的に触手に乗っ取られてしまう。
触手との相性の問題もあるが、触手によって乗っ取られて仕舞えば、エ ネルギーを使い果たして死んでしまう。
それだけは何としても避けたい。
お互いのためにな。
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壱(プロフ) - ryeさん» コメントありがとうございます。作者も気付けていなかったので、助かりました。ありがとうございました。修正します。 (2019年6月5日 7時) (
レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 居候が磯郎になってますよ。 (2019年6月5日 0時) (レス) id: 4c75784e0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱 | 作成日時：2019年5月7日 18時
