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106.黒陣営 ページ29

バーボンside〜


パーティ前夜




ベルモットが今住んでいるホテルに向かうと、珍しい人物がいた。




バーボン「まさかキールがいるなんて……」



ベルモット「キールにね接触をお願いしようかと思って。」



彼女は椅子に座りテーブルに広げられた資料を熱心に読んでいた。


僕はそれを邪魔しないように後ろからその資料を盗み見る。



そこには顔写真と文章が書かれていた。



そして写真に写るのは浅野學峯。



バーボン「てっきり貴方が仕掛けるかと思ってましたよ。」



ベルモット「顔見知りに今更ハニートラップを仕掛けてもね……」



そう言うことか。





キール「浅野學峯のこと、色々分かったわ。

でも、別に組織と関わりがあったわけでもないのに、何でターゲットなのかしら?」





ベルモット「組織が研究中の未知の物質であるポテレ・オニリコのことについて知っているからよ。」



キール「何でそんなことを知ってるの?

ただの私立校の経営者なのに?」





そうか、キールは浅野さんのことを知らないのか。



それならと僕は会話に割って入ることにした。




バーボン「僕も驚いたんですよ。

浅野學峯は、組織から逃げ出した実験体のA(アー)を倒し、制止させたんです。」




キール「ただ倒しただけなのに?」



僕は証拠にと残していたポアロの監視カメラの映像を、撮った写真を見せた。



そこにはナイフを投げる姿や、拳銃を持つ浅野さんの姿が写っていた。




バーボン「因みに、空薬莢は見つかってません。

にも関わらず彼は発泡し、ポテレ・オニリコの変異物質を撃ち落としてます。


推測ですが、BB弾の様なものを使っているのかと….…」




キール「なるほど」




バーボン「さらに後で実験資料と読み返して分かったことですが、この写真の時にはポテレ・オニリコの変異物質は、再生しなかったんです。

実験では実弾で打った率ナイフで切り落としたら再生するとあったのにですよ。」





それから分かることは、浅野さんの使っていた武器が、他とは違う特殊なものだと言うことだ。

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(プロフ) - ryeさん» コメントありがとうございます。作者も気付けていなかったので、助かりました。ありがとうございました。修正します。 (2019年6月5日 7時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 居候が磯郎になってますよ。 (2019年6月5日 0時) (レス) id: 4c75784e0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年5月7日 18時

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