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105.秘密の仲間 ページ28

『因みに律がシャイな仲間だ。

まあ、シャイと言うのは嘘でな。

お前達の前に出るには画面越しじゃないと出られないと言う意味を込めて言ったんだ。』




コナン「じゃあえっと、人工知能ってこと?」



律〈はい、その通りです!

私は、名も知らぬ科学者によって造られましたが、彼の仕打ちに耐えきれず、家を飛び出したんです。

人工知能と言っても、私にだって感情はあります。

そんな時に出会ったのが浅野理事長でした。

それから、お宅に居候させてもらってます。〉






沖矢「辛い過去をお持ちなんですね。」




律〈はい……

ですが浅野理事長の元にお世話になってから、本当に良くして頂いてます。

ですので私も何かお手伝いが出来ないかと思い、触手の件に関わっているんです。〉




流石律だな。


誤魔化しには成功しただろう。





律〈沖矢さんと江戸川さんともこれからは仲間ですね。

宜しくお願いします!〉




『と言うわけで、律のことは分かったな。』




沖矢「ええ、情報収集に長けている理由は分かりましたよ。

人工知能なら、演算能力やネットワークの管理、検索能力も高いですからね。

協力な仲間ですね。」



律〈お褒め頂き光栄です!〉




コナン「それで、律さんのことは分かったけど、今日ここに来た理由は?

僕達に話したいことがあるんだよね?」





『ああ、そうだ。

律、頼むぞ。』




律〈お任せ下さい!〉





スマホの画面が切り替わり、パーティ会場の写真が流れる。




『来週末にな、東都のあるホテルでパーティが開かれるんだ。』




律〈クリス・ヴィンヤードからのご招待なのですが、FBIでは彼女をマークしているんですよね?〉




沖矢「ええ、その通りです。

もしかして、お知り合いなんですか?」




『まあな……だが、奴のことを知るまでは、本当に何も知らなかったんだ。

まさかクリスの居る組織で、未知の物質であるポテレ・オニリコ……そう、触手を悪用しようとしているとはな。』




コナン「それで、僕達に話したかったんだね。」



『ああ。』





出来ることなら、クリスとは友達のままでいたかった……



だがこれも、仕方ない。




覚悟を決めねばならぬのだからな。

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(プロフ) - ryeさん» コメントありがとうございます。作者も気付けていなかったので、助かりました。ありがとうございました。修正します。 (2019年6月5日 7時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 居候が磯郎になってますよ。 (2019年6月5日 0時) (レス) id: 4c75784e0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年5月7日 18時

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