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103.結束のためのお話 ページ24

『ふむ、揃ったな。』



學峯「江戸川君に沖矢さん、今日はよく来てくれたね。

さて、君達も色々気になっているようだし、早速本題に入ろうか。」



學峯からの視線を感じて、私は思わず自分を指差す。



學峯は頷き、笑っている。




私が喋ろと言うことか。


全く、面倒くさがりめ……




『私達の秘密を話すだったな。』




江戸川と沖矢を見ると、二人の視線が私に集まっていた。





『そうだな……まずどこから話してやるか……』



いざ話せと言われても、話しにくい。





『何から聞きたいんだ?』




コナン「えっ、じゃあ……この間のポアロで襲って来た男の人は?

変な物が生えてたけど…あれは知ってるんだよね?」




『あれは、触手だ。』



沖矢「触手?

何故あんな物が人の体から出て来るんですか?

何かの実験とかですか?」




『そうなるだろうな。

私達は確かに触手のことは詳しいが、あれが何故あいつの体にあるのかは、知らんのだ。

まあ、考えられるとすれば、どこかで悪用され、人工的に触手を体内に注入されたのだろう。」




コナン「じゃあさ、ポテレ・オニリコって知ってる?」



『ん?

それは誰だ?』


人の名前か?



沖矢「人とは違う別の物を示す名前なんですが……」





そんな時、リビングのテレビ画面が切り替わった。





[programーRITSUーsystem]




そんなの文字の後に、英語の長文が流れて行く。



律〈ポテレ・オニリコとはどうやら公安が入手した情報から未知の物質であることが分かりました。

おそらく、私達が回収すべき触手のことで間違いありません。

既に人体実験が幾度となく繰り返されているようです。〉




ここで律の登場には助かるが……




コナン「えっ?

今のって誰?」



私は思わず學峯を見る。



律のことは隠さなくても良かったのかと。




學峯「今のは内に居候している仲間でね。

とてもシャイな子だから、この場には居ないが、別室で待機しているんだよ。」




沖矢「なるほど。

沢山取り付けられた監視カメラから、僕達を見ている方のことですね。」



おいおい、シャイって……


まあ、別室で待機はあながち間違ってはいが、誤魔化すのには無理がないかと突っ込みたくなったのは、言うまでもない。

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(プロフ) - ryeさん» コメントありがとうございます。作者も気付けていなかったので、助かりました。ありがとうございました。修正します。 (2019年6月5日 7時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 居候が磯郎になってますよ。 (2019年6月5日 0時) (レス) id: 4c75784e0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年5月7日 18時

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