2.探偵として探ってみる？ ページ5
安室side〜
不思議な少女に会って数日後。
今日は園子さんの図らいで、鈴木財閥がプロデュースするあるホテルの、ホテルバイキングに来ていた。
もちろん名探偵の毛利小五郎もいるため、僕は毛利先生の弟子という立場である。
僕と毛利先生の他に、園子さんや蘭さん、コナン君がいる。
安室「美味しそうだね、コナン君。
あっ、パンを取ってあげようか。」
コナン「ありがと安室さん！」
彼が一生懸命に手を伸ばしている姿が見受けられたので、お皿にパンを置いてあげた。
すると、彼の隣に見覚えのある少女が、一生懸命に手を伸ばしているのが見えた。
あの子はこの間の……
ポアロに訪れた不思議な少女。
彼女の手の先には、サンドイッチがある。
一生懸命に手を伸ばしているようだが、テーブルが高いのと、サンドイッチの乗ったお皿が端から少し離れている為、手が届かないようだった。
あの一生懸命さが、か、かわいいなぁ……
はっとして、また思考があらぬ方向に行きそうになったので、正常運転に戻す。
今は毛利先生の一番弟子の安室透だ。
そう自分に言い聞かせて、僕はその少女に近付いた。
安室「サンドイッチ取ってあげようか。」
しゃがんで声を掛けると、こちらに振り向いた少女と目が合った。
間近で見ると、ぱっちり二重の赤い瞳で、かわいさが際立っている。
こ、これは…かなりレベルが高い……
『む、貴様……喫茶店の男か。
ふむ、私にサンドイッチを寄越せ。』
相変わらず態度のでかい彼女に苦笑いを浮かべる。
見た目と口調がアンバランスだな。
でも、そこが最近流行りのギャップ萌え……
かわいい
連れて帰りたい……←
いや、えっと……違う！
またしても湧き出た邪まな感情を頭を振って追い出した。
そんな僕を首を傾げて不思議そうに見る少女。
くっ……それがまたかわいい。
これがもし計画的な彼女の犯行なら、恐るべき策略家だと思う。
一先ず、素直に皿を渡されたので、そこにサンドイッチを置いてあげることにした。
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壱(プロフ) - 桜猫さん» 少しずつでも更新できるように頑張りますね！ (2019年4月13日 19時) (
レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 更新をちゃんとする人はモテますよ 多分 (2019年4月13日 10時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 桜猫さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けるなんて嬉しいです！ (2019年4月13日 6時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 桜猫は満足感で満たされた (2019年4月12日 22時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 桜猫さん» 限界に挑戦してみました。フラグ立つ寸前？な感じですね。いずれ番外編を作った時には別のお相手でも挑戦してみます。 (2019年4月10日 15時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱 | 作成日時：2019年4月6日 19時
