18.何度も会う間柄 ページ31
コナンside〜
夕食を、園子が予約を取ってくれていた中華料理店で食べることになっていた俺達は、そのお店が入っているデパートに来ていた。
予約の時間まではまだあるため、各階のお店を周りながら、レストラン街のフロアを目指していた。
園子と蘭は、二人で服を見たいと言うことで、俺と昴さんで本屋さんに来ていた。
そんな矢先、突然付近で銃声が聞こえた。
そこから現れた覆面達によって、俺たちは人質としてフロアに集められたのである。
蘭と園子は無事だろうか。
そんなことを考えながらどうやってこの場を切り抜けるか、周りの状況を観察しながら考えていれば、ふと見知った人を見かけた。
コナン「あ、浅野さん……」
沖矢「今晩は浅野さん。」
學峯「江戸川君と沖矢さんですか。」
この人に遭遇する率高いな。
浅野さんは、Aちゃんを抱っこしていた。
彼女は、浅野さんの胸元にもたれかかっており、顔は分からない。
コナン「浅野さん、Aちゃんは？」
學峯「疲れて寝てしまっていてね。」
コナン「そうなんだ。
僕、Aちゃんとお話ししたかったのにな。」
一瞬眉を動かした浅野さんに、内心そうだったと思い出す。
この人に一回視殺されそうになったんだっけか。
だが、特に何も起こらず俺はホッとした。
沖矢「さて、これからどうしましょうかね。
浅野さん、何か名案はありませんか？」
ここで昴さんの提案が投げ出される。
しかも、今来たばかりの浅野さんに？
はっ、そうか！
コナン「ねえ浅野さん……Aちゃんを抱っこしているから分かりにくいけどさ、胸ポケットに何か隠してるでしょ？」
しかも仄かに感じる鉄と消炎の匂い。
案の定、その予想は的中していたようだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 233人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「安室透」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
壱(プロフ) - 桜猫さん» 少しずつでも更新できるように頑張りますね！ (2019年4月13日 19時) (
レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 更新をちゃんとする人はモテますよ 多分 (2019年4月13日 10時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 桜猫さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けるなんて嬉しいです！ (2019年4月13日 6時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 桜猫は満足感で満たされた (2019年4月12日 22時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 桜猫さん» 限界に挑戦してみました。フラグ立つ寸前？な感じですね。いずれ番外編を作った時には別のお相手でも挑戦してみます。 (2019年4月10日 15時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：壱 | 作成日時：2019年4月6日 19時
