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小話【コナンside】 ページ47

「Aお姉ちゃん!」



地に倒れこんだAお姉ちゃんは、ぐったりとしていた。



「キャメル、すぐに来てくれ。」



昴さんはキャメル捜査官に連絡したようで、このままAお姉ちゃんを病院に連れて行く準備をしてくれている。



俺はAお姉ちゃんが来ていたパーカーを脱がすと、彼女の持っていたナイフでパーカーの布を割き、太い紐を作る。



そしてハンカチや、余った布をAお姉ちゃんの出血してうる胸元に置いて、そこを作った太い紐で縛った。




とにかく今は止血をしないと。



昴さんはハンカチでAお姉ちゃんの肩の部分を止血してくれていた。




「出血量が多いな……」




「うん、大丈夫かな……」





このまま、Aお姉ちゃんを助けられなかったら……



そんなことを考えたが、すぐに首を振り、その考えを無くす。


今だ死ぬって決まったわけじゃねぇ。


ぜってえ助ける!



そう決めて、俺はAお姉ちゃんの手を握ったのだった。

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作者名: | 作成日時:2018年6月16日 14時

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