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GameーGunman!4 ページ46

「コナン君、邪魔しないでくれる。」




私はコナン君を睨んだ。





手を出すなと言う思いを込めて。



これ以上は、関わせたくはない。


私にとっても、コナン君は友達だから。






「Aお姉ちゃん……

ダメだよ。

Aお姉ちゃんが何と言おうと、助けるから。」





何故、そこまでして……




自ら危険に飛び込む必要なんてないのに。







「これ以上は、見過ごせませんね。」





沖矢さんは、ジャケットの胸ポケットに手を入れる。



そして、その手が外へ出て来ると、私わ驚きで目を見開いた。


拳銃!!?



何で持ち歩いてのこの人!!?






「邪魔が入るなら、しょうがないか。

手負いの人間がいるとはいえ、二人を相手に銃撃戦は避けたいしね。」




カノンは苦笑いを浮かべる。




引くつもりか……





このままカノンを逃すと、こちらとしても困る。






「理緒を狙うの?」




「ああ、君を殺せないのであれば、理緒を狙うしかないね。」



カノンはそういうと発煙筒を投げた。



シューッ



煙が辺り一帯を覆い尽くす。




理緒には香介が付いていてくれている。


それに亮子も。



大丈夫だと信じたいけど、でも理緒の元に行かなきゃ……



そう思って、体を動かそうとするのに、体に力が入らない。




私はそのまま、血溜まりの上に倒れこんだ。

小話【コナンside】→←GameーGunman!3



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作者名: | 作成日時:2018年6月16日 14時

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