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Shout ページ38
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“全ては無に還る”
神は、私にそう言った。
それは、神である、清隆が望むもの。
すなわちーーーーーー
“最も美しい状態”
つまりは
“ゼロ”
神と悪魔が、この
そんな未来は、果たして訪れるのか。
いや、訪れないわけがないのだ。
何せ、神が望むものは、今まで全て叶ってきた。
だからこそ、必ず訪れる。
残酷な神と悪魔が、全て消える未来が、訪れるのだ。
_________
もし、仮に殺戮か無か、どちらを選べと言われれば、迷わず私は、無を選択するだろう。
ただし、仲間の犠牲に成り立つ未来など、あってはならない。
だから、私は仲間であり、兄である彼に問いかけるのだ。
それは、あってはならないと。
道を違えた彼をこちらに連れ戻すために。
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作者名:壱 | 作成日時:2018年6月16日 14時