小話1 ページ41
コナン君は遅くなるといけないということで、戻って来たその女性……ジョディさんと言う方と一緒に帰って行った。
そして病室に残ったのは、叔父さんと赤井さんだった。
「A、ブレードチルドレンについて話してくれないか。」
さて、どうしたものか。
実を言うと、それは私の判断だけでは決められないのだ。
そこには、アイズや、清隆の許可が必要になる。
何故なら、私達に関わる人間を把握しておきたいから。
もちろん関わる人間は、清隆の周知となり、どの道彼の歯車として、動かされることになるわけなのだが…….
それに
何せ、
「私はできれば話したくはないんだけどね….…
でも話すって言った以上は、伝えるよ。
ただ、これは私の判断だけでは決められないの。
話すことに対して許可が必要だから。」
「許可?
それは誰に?」
まあ、叔父さんが気になるのは当たり前だよね。
そしてさっきからじっとこっちを見ている赤井さんも、口には出さないけど、気になっているのは、分かるし。
「アイズの許可が必要かな。」
まあ、清隆のことは話さなくていいか。
彼は、多分好きにしなさいって言うだろうし。
「アイズはね、実質ブレードチルドレンのリーダーみたいなものなの。
だから、彼に聞く必要がある。」
「アイズ君がか?」
「うん。
彼は、ブレードチルドレンであって、ブレードチルドレンをを守る側の立場でもあるの。
それを
で、私達ブレードチルドレンに関わる人間は、ブレードチルドレンに加担した者として、
だからその人達を守る為にも、アイズの許可がないといけないの。
さっき私が聞いておけば良かったんだけどね。」
「そうか。」
「でも、叔父さんが知りたいと言うのなら詳しくは話せないけど、少しなら話せると思う。」
そう伝えれば、叔父さんは赤井さんの方に向いた。
赤井さんはと言うと、叔父さんの隣に立ち、何か耳打ちをしてる。
何か目の前でやられると、気不味いんですけどとは言えず、私は二人の話しが終わるのを待つことにした。
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作者名:壱 | 作成日時:2018年5月11日 20時