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小話【コナンside】 ページ38

工藤亭


リビングにて


昴さんを訪ねに来た俺は、安室さんから聞いた情報を伝えに来ていた。




「高梨Aは、ジンとも面識があるのか。」



「うん。

ベルモットが、ジンの気まぐれで拾ったとかって。

安室さんから聞いたよ。」




「なるほど。」




「それとAお姉ちゃんは、ホテルを転々として生活してるんだって。

今までは、米花ホテルで生活してたみたいなんだ。

今はまた場所が変わったんだけど、本人から連絡が来てないから、どこにいるかはまだ分からないんだって。

また分かったら教えてくれるって、安室さんは言ってたよ。」




「そうか、ありがとう坊や。」




「安室さん、これからベルモットに言われて、ビジューの警護と、ブレードチルドレンについて調べるそうだよ。」




「ブレードチルドレンか……」



昴さんは俯き、何かを考えている様子だった。


その表情がが何だか深刻そうに見えて、気になった俺は、声をかける。



「昴さん?」




「上司に言われたんだ。

ブレードチルドレンの件から外れろとな。」




「上司って、ジェイムズさん?」



「ああ、そうだ。」





ジェイムズさんが、赤井さんに?




「理由とかは言ってたの?」



「一方的に切られてしまったんだ。」




「そっか。」




「一先ず、僕だけでも調べてみるよ。

今まで色々とありがとう、赤井さん。

ジェイムズさんがそう言うってことは、何か理由があるわけだよね。」



「ああ、俺もそうだと思ってる。


すまないな、坊や。」




「ううん。」




俺は首を振ると、昴さんに今日はもう帰ると伝えて、探偵事務所に戻ることにした。

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(プロフ) - iwaさん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けて嬉しいです! (2020年3月16日 21時) (レス) id: 0156f6ce77 (このIDを非表示/違反報告)
iwa(プロフ) - 先が長いので楽しみが続くのが嬉しい。無事に赤井さんに落ちると良いなーと思いつつ引き込まれてます。 (2020年3月16日 16時) (レス) id: d46b647962 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - マシロさん» 少しずつ修正の方も掛けていきますが、また気になる点などありましたら、教えて頂けると幸いです。それから作品に関するご感想もありがとうございます。作者の励みになっています。 (2019年4月7日 23時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - マシロさん» コメントありがとうございます。作者自身も、誤字脱字には気をつけているのですが、それでも見落としてしまうことがあるので、読者様から教えて下さることに感謝しています。ありがとうございます。 (2019年4月7日 23時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ - 面白いです!!一気に読み進めています。ちょっと誤字が気になり書き込みしました。工藤亭って出るたびどこの料亭だよ!!って内心突っ込んでいます。面白い作品ありがとうございます (2019年4月7日 23時) (レス) id: a52398d296 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年5月4日 21時

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