パパは人間じゃない【暗殺教室】３ (ページ39)

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話し合いページ39

話し合いの内容は、これからのことについてでした。

Aは難しい言葉があって、なんとなくしか分からないけど、分かったことをお伝えします。

まず、パパのことについて。

パパが生きていることが知られたら、また各国で問題になってしまうので、このまま秘密にしておくことになりました。

そのことはみんなでの内緒にすることになりました。

みんなっていうのは、私とパパ、烏間お兄さん、イリーナお姉ちゃん、パパの生徒さん達、それから學峯お兄さん。

これは前にもお話の中で説明した通り。

次は、パパの身元について。

えっと、これについては後回しにします。

で、先にパパの今後についてです。

パパは私と一緒に生活するって言ってくれました。

私もそのつもりだったし、私のパパはパパだから、みんなも納得です。

そうなると、お金の問題が出て来ます。

そこで、學峯お兄さんの出番。

學峯お兄さんは新しく塾を開業すると言うことで、その職員にパパを推薦したいと言ってくれました。

もちろんお給料を高くすると學峯お兄さんが言ったら、パパの目が輝いていました。

パパって分かりやすい。

けどパパは元々世界中で名の知れた殺し屋一一死神。

その腕は烏間お兄さんも欲しいと言っていた。

烏間お兄さんはある程度暗殺教室の騒動が落ち着いたら、臨時特務部に異動になっている。

そこは、特別な仕事ばかり。

よく、分からないけど何でも屋さんみたい。

色々なことが出来ないといけないんだって。

それに特務部には諜報部隊があって、諜報部は過去が不問(素性は聞かれない)だからパパが来ても大丈夫だとか。

まさか防衛省の職員の中にパパがいるなんて、誰も不審がらないという、人間の心理を考えての案だそうです。

えっと、“木の葉を隠すなら森の中”とちょっと似てますね。

うん、日本語って難しい。

人を隠すなら大勢の人の中。

しかも防衛省だからこそ、真っ先に内部職員が疑われる可能性が低い場所。

という面でも、この作戦は使えるということになりました。

パパの答えはと言うと、どっちの仕事もやると言っていました。

自分の力が誰かの為に役に立つならって。

その時のパパはとてもかっこ良くて、Aは感動しました。

自慢のパパです！！