パパは人間じゃない【暗殺教室】３ (ページ38)

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話し合いページ38

それから数日が過ぎた。

赤羽家

カルマお兄ちゃんの家には、私とパパ、それから烏間お兄さんとイリーナお姉ちゃん、あと學峯お兄さんが集まっていた。

大人数いるのに、カルマお兄ちゃんのおうちは広いです。

リビングにはおっきなソファがあって、ふかふかしてて、気もいい。

「すまないな、赤羽君。

君の家を使うことになってしまって。」

「い～よ、烏間先生。

生徒の家を四六時中防衛省が監視する程暇じゃないだろうし、マスコミへの対応は国の圧力で、抑制してる。

だから、生徒の家は知られない。

その中で一番使える場所は、俺の家でしょ。

両親は旅行で帰って来ないしさ。

まあ、広いしね。

烏間先生の家じゃ、万が一バレたら防衛省職員として、ヤバイしね。」

「烏間、私達がいるのは分かるけど、何で理事長様までいるわけ？」

「浅野先生には、タコの今後のことで相談の為に来てもらったんだ。」

「烏間先生、タコって何ですか！！

どうしていつまで経っても名前で呼んでくれないんですか！！」

私の隣に座るパパは涙を流していた。

パパって泣き虫だよね。

なんか、いつも泣いてる気がする。

「まあ、そう言うことですよ。」

にこりと笑っている學峯お兄さん。

今日もかっこいい／／／

私はパパの隣のソファに座っていたけど、學峯お兄さんの隣に行きたくて、移動することにした。

「學峯お兄さん、A、お隣に座ってもいい？」

「いいよ、おいで。」

學峯お兄さんの元にやって来ると、手招きをされた。

私は急いで學峯お兄さんの元へ向かうと、隣に座った。

「どうせなら、お膝の上においで。」

「いいの！！」

「ああ。」

私は學峯お兄さんの抱っこされると、そのままお兄さんの膝の上に到着した。

向かい合わせに座って、學峯お兄さんを見上げる。

「えへへ。」

嬉し～

私はギュッと學峯お兄さんに抱き付いた。

「ちょっと、浅野先生！

娘を取らないで下さい！」

「別に取ってないですよ。」

泣きながら訴えているパパの声が聞こえたけど、今の私には學峯お兄さんしか見えてなかった。

幸せ……

そして、みんなの長い話し合いが始まった。

私はじっと學峯お兄さんのお膝の上で、パパ達のお話しを聞いていた。