パパは人間じゃない【暗殺教室】３ (ページ27)

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驚きの展開ページ27

E組side(by:渚)

膨れ上がった眩い光は先生を包み込む程までに大きくなると、一瞬にして弾け飛んだ。

そして……

「パパ……！！？」

Aちゃんの驚きの声が聞こえたと思ったら、僕らも驚きの声を上げることとなった。

「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ！！」」」

そこには一人の人間が横たわっていた？

黒髪の男性。

服はもちろん殺せんせーの服だけど、服と体では大きさが違うため、ダボダボしているように見える。

「いやぁ、うまくいった。」

クロと呼ばれている彼女はうんうんと頷いている。

「パパが…………」

放心状態のAちゃんは、まだ驚いているようだった。

「完全に触手細胞が消えたわけじゃないから、このままレーザーを投下されれば、殺せんせーの命は危ないです。

ですので、しばらくの間、どこかで身を隠したいのですが、どなたかそれができる方はいますか？」

クロさんの呼びかけに答えたのは、カルマだった。

「俺ん家、両親いないし一人暮らしみたいなものだから、いいよ。」

「分かりました。

ではカルマ君は一緒に来て下さい。

あと、Aちゃん。

それから、イリーナ先生も。」

「えっ、私……！！？」

「念の為、一緒にいて下さい。

烏間先生と連絡取る為や一応、大人がいた方がいいので。

というか時間がありませんから、行きますよ！！」

クロさんはカルマとビッチ先生に向けて手の平をかざすように腕を挙げた。

シュッ

！！！

そしてその姿は一緒にして消えた。

クロさんっていったい何者なんだ。