7日目 ページ7
長く感じていた授業もあっという間に終わってもうみんな帰る時間になってしまった。
入学初日だけど凄く濃い1日だったなぁ。
でも、仲良くなった4人のおかげで楽しめたかも。
帰りも5人で帰ろーなんて話をして、今はまだ教室でお喋り中。
部活何にしようとか、あの先生怖そうだよねだとかそんな他愛もない話ばかり。
大した話でもないのに楽しいと思えるのは私が4人に心を許している証拠なんだろうな。
鈴木「あの先生絶対やばいよ。見た目は優しそうだけど怒ったら怖いタイプ！なんなら笑いながら怒りそうじゃん！」
龍「それ1番怖いタイプの先生だわ」
長谷川「笑いながら怒るとかサイコパスかよ。んで、Aはどうだった？疲れたでしょ、男ばっかで」
『そんなことないよ。4人が居てくれたから』
後藤「何それ、キュンときた」
鈴木「うわ、俺の心はもうA一筋だよ…」
長谷川「昂秀はマジで一旦黙っとけ」
龍「Aが楽しめたら良かった…！」
話がひと段落つき、帰る前にトイレと言って昂秀くんが出ていったのを皮切りにみんなトイレに行ってくると言って居なくなってしまった。
みんな戻ってくるまで少し暇だなぁ。
とりあえずスマホでもいじって待っとこ。
ポケットからスマホを取り出してSNSを見ていると後ろから私の名前を呼ぶ声が聞こえる。
振り返ると朝に話しかけられた壱馬さん、北人さん、翔吾さんが並んでいておいでと手招きをされる。
少し警戒しながらも3人の前に歩いていく。
吉野「やっとあの4人居なくなってくれた〜、もうずっと話したかったんだよ？」
川村「ほんまやで、あの子らがおったらゆっくり話もできひんやんか」
『別に話なんていつでもできるじゃないですか』
岩谷「だってずーっとあの4人とおるんやもん。そんな簡単に行けへんって」
川村「ま、アイツらトイレに行っただけやし早くせんとな。Aちゃん、スマホ貸して？」
『えっ？』
吉野「いーから早く」
右手に持っていたスマホを北人さんにスルッと取られ、壱馬さんが私のスマホをいじり始める。
あー、こんなことになるならスマホにしっかりロックかけておくべきだったな…
川村「…っし、終わり。俺らの連絡先勝手に登録しといたから待っててな」
岩谷「家に帰ったらスマホにちゃんとパスワードかけとくんやで？」
吉野「じゃ、あとで連絡するね？ばいばーい」
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しえる(プロフ) - ゆーさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2022年11月27日 18時) (
レス) id: 5fed48b217 (このIDを非表示/違反報告)
あり - 続きが気になる 気長に待ってます。 (2022年11月15日 1時) (レス) id: e4e29e7d94 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます。 (2022年10月31日 13時) (レス) @page3 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - めっちゃおもしろいです！！更新頑張ってください！！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page3 id: 4cf41fec0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しえる | 作成日時：2022年10月30日 16時
