電車：マサイ�� ページ21
「で、マサイの例の子はどうすんの？」
「あの電車の子でしょ？」
「あっそうそう。今日、たまたま隣座れたんだって」
いつもの四人で昼飯中
最初はテストがどうとか部活がどうとか言ってたけど、思い出したかのように
モトキが話題をふる
「お〜すげぇじゃん」
「で、次はどうするの？」
パンにかぶりつきながら言うシルクとニコニコ笑顔で言うモトキ
「きっかけがあったら話したいけどなー……」
「きっかけもなければ、共通点も無いと」
そうなんだよ……
気やすく話しかけて、チャラいとか軽いとか思われたくないし
だけど黙って見てるのも嫌だし。
どうしよっかなー……
＿＿＿＿
「ごめんマサイ!先帰っといて〜」
ンダホが先生につかまり一人で帰る放課後
ガタガタと揺れる電車
都会でも田舎でもないここでは人はまばらにいる
いつもの席に座っている君
……そういえば名前知らないな
ﾋﾟﾛﾝ
〈やっと先生から解放されたー〉
〈今週の土曜日暇〜??〉
〈スタンプ〉
土曜日は確か……暇だったな
“まもなく〜〇〇駅〜”
まぁいいや後で返信しよう
とりあえず電車から降りて人気が少ない場所でさっきの返信をしようと、スマホを探す
……あれ？
…………無い
『マサイ先輩ですか……？』
振り返ると例の子が立っている
手には俺のスマホ
『これ忘れてました』
「あっごめんね。わざわざありがとう」
『いえ…こちらこそ……』
そうするとまた改札に向かう
ん？改札？
「あっ。ちょっと待って!」
呼び止められると思って無かったのか、ビックリした様子で振り返る君
｢名前って何？｣
何とか呼び止めたくて苦し紛れにした質問
『……早瀬Aです』
｢Aちゃん………。またいつかこのお礼させて!｣
本当は一緒に帰るとかしようとしたけど、流石にハードルが高いし
これきっかけにまた話せるし
『いえいえ…でもありがとうございます』
そういって人混みの中で消えたAちゃん
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
｢あっ、ンダホだ｣
ってかンダホのLINEがこなかったら、こうやって話せなかったのか
なんか奢ってやるか……
＿＿＿＿もしもしユキ？あのさ……マサイ先輩と話しちゃった!!
こんな会話をしてると知らずに……
評価＊コメント＊リクエスト
よろしくお願いします(*￣∇￣*)
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えん。(プロフ) - ライシェルさん» コメントありがとうございます(^^)そう言って下さるとめちゃくちゃ励みになります!!これからも更新頑張ります笑 (2018年8月21日 5時) (
レス) id: e4a03232a9 (このIDを非表示/違反報告)
ライシェル - 続きめっちゃ楽しみです！これからも頑張ってください！ (2018年8月21日 4時) (レス) id: 0dbef1eb61 (このIDを非表示/違反報告)
えん。(プロフ) - 青空さん» 喜んでもらえて良かったです!!自分も書きながら、恥ずかしくなってしまった作品でもあるので感想はとてもありがたいです(^^)やっぱりマサイさんのSっ気は良いですよね〜(*’▽’)コメントありがとうございました!! (2018年3月14日 20時) (レス) id: e4a03232a9 (このIDを非表示/違反報告)
青空 - えん。さん» リクの件ありがとうございました!!想像するだけでキュンキュンでした(≧∇≦)最後のSっ気のあるマサイさんはやばかったです。わざわざありがとうございました。これからも更新頑張って下さい!! (2018年3月13日 16時) (レス) id: 3f6b570854 (このIDを非表示/違反報告)
えん。(プロフ) - 青空さん» コメントありがとうございます!!リクエストかしこまりました(^-^)/嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2018年3月10日 17時) (レス) id: e4a03232a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えん。 | 作成日時：2017年4月15日 18時
