たんぺんしゅう【snr】 (ページ9)

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ep.8 ページ9

今日は千羅が家に来る。

ライブで釣ったらほんとに来てくれることになった。

最近片付けしてよかった～

さてそろそろ千羅が来る時間だが…？

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

あ、来た

『お邪魔します～』

｢いらっしゃい！入って入って～｣

やーっば。千羅かっこよ、久々に会ったけどやっぱかっこいいわ。

わたしのこと可愛いとか言ってるけどわたしより全然整ってるじゃん。

好きが増したわ…ほんとやばい…

｢ねぇ千羅、いきなりこういうこと聞くのもなんかあれやけどさ、あの、、｣

『なんや、言うてみぃ』

｢Aのことすきですか｣

何言ってんだ自分？？？？？！！

内容も内容だけど久々に会っていきなりこれはまずくないですかAさん？！

『っえ、？どしたん？』

ほら！！びっくりしてるやん！！

好きな人に対して慎重なわたしなのに…

｢いや、その、あの、、｣

『どしたんまじでwww 大好きやで？ちゃーんと。』

｢っあ、わ、まって、むり、まって｣

直接言われると破壊力えぐい、むり、しんどい

やっぱ好きだわ、ほんと大好き。

『ん、おいで？ぎゅーしよ。』

…はい？

まじで言ってる？わたし、千羅のこと好きなんだよ？

薄々勘づいてたりしないの？え？

｢え、いいの、？｣

『いいから、おいで？拒否られたら俺が恥ずかしいやんか』

｢ん…大好き…ありがと。｣

『はぁ…まじで可愛い。大好き。』

ドキドキしてるの自分だけかと思ったけど千羅もドキドキしてる…

嬉しいけどなんか恥ずかしいね

｢ねぇ、なんでぎゅーしよって言ったの？｣

そのままの体勢で聞いてみる。

『んー？Aがかわいくて好きだから？』

｢あーまって、それは心臓に悪い、、すき、、｣

『あ、また顔赤くなった、可愛い』

これで付き合ってないとかすごすぎませんか。

付き合いたいけどこの不思議な関係もありかなって思ってたり。