第5話 ページ7
貴女side
「あ、そういえば!」
まふが急に手を叩いてバッと顔を上げる
「どしたの」
「どうせアニメのことやろ」
「96に同意するわ」
「いや二人とも酷くないですか?
まるでいつも僕がアニメのことしか話していないような「「実際そうだろ/そうやん」」ちょっと!?」
そんなにアニメのことしか話してなかったのか
よっぽどのアニオタだなこれは←
「じゃなくてですね!!」
バンっと効果音が付きそうなくらいの勢いで机を叩くまふ
強く叩きすぎたのか手を抑えて床を転がっている←
あれ、なんかこの光景知ってるんだけど←
(第2話参照)
話の続きが気になるのか96が「はよはよ」と催促する
「あのですね、、、実は僕とAって何気初対面なんですよ!」
「「「ふーん」」」←
「あ、あれ?なんか反応薄くないですか!?
何かこうもっと、えぇ!?みたいな反応してくれるかと期待してたんですけど!」
「えぇ!?」←
「あ、えぇ!?」←
「え、やらなきゃダメなの((ボソッ」←
「一応やっとけ((ボソッ」←
「やっとかないとまふ拗ねるで((ボソッ」←
「めんどくさ((ボソッ
ん"ん"!、、、えぇ!?」←
「いや聞こえてますから!
てか反応遅すぎるでしょ明らかに!!(泣)」
結局まふ拗ねた
反応してやったのに←
でも、あー、そっか
何気初対面だなぁ
「でも初対面の癖に二人とも呼び捨てだよな」
確かに
「いや、なんかさん付けとか嫌がりそうだったんで」
なるほど、よく見てるなぁ
なんで、かぁ
なんか、、、
「なんか年上に見えなかった」
「ん?え!?」
「あー、確かに」
「子どもっぽいよね」
「どうしよ96だけには言われたくなかった、96だけには」←
「おいちょっと待て、それってわしが子どもっぽいってことか!
上等だ一旦話し合おうじゃないか!!」
あーあー、喧嘩始まっちゃった←
ちらりとそらるの方を見ると「諦めろ」とでと言いたそうな目をこちらに向けている
なんとご丁寧に手を無理無理って顔の前で動かしている
こんなうるさい日も悪くはないかもしれない
なんか新鮮な感じがする
新しい友達が出来て少しだけ嬉しかったり、なんてね
でもこんなうるさい日は1日だけでいいや
毎日続いたらノイローゼになってぽっくり逝っちゃうよ←
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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2017年11月9日 0時