第3話 ページ5
そらるside
あの後まふと別れ、帰路を急ぐ
エレベーターに乗りボタンを押す
早く動け〜←
拗ねてるなら早く帰らないとやばい
エレベーターを降り、ドアを開けて家の中に入る
部屋のドアを開けると案の定、ソファに蹲って拗ねているAの姿があった
かわいい←
理性が崩れそうになるのをグッと堪えてAに近づく
俺に気づいたのかAは視線だけをこちらに向け、「我おこなり」と言ってくる
あああ!かわいい←
「ごめん、ご飯作り忘れてた」
ここで1話の冒頭部分に戻る
後で一緒にスプラ2をするということで話がつき、俺は今ご飯を作ってる
材料があまりなかったので簡単に作れるオムライスにした
そして後ろからAがまだかという視線を向けてくる
オムライスが出来、食べ終わってスプラ2の準備をする
貴女side
スプラ2の準備をしていると突然、そらるが後ろから抱きついてきた
「わっ、、、」
準備が終わって暇になったのだろう
髪の毛で遊んでる
気にせずSwitcのコンセントをテレビに繋いでいると急にそらるが耳元で「ねぇ、まだ?」と囁いてきた
「んっ、、、」
身体が勝手に反応してしまい、思わず手が止まる
「ねぇー」
お構い無しにそらるは耳元で話続ける
「んっ、、ぅっ、、そ、らる、、、」
名前を呼ぶとそらるは満足気味に手を離し、「ごめんごめんw」と謝っている
「わ、我を弄ぶなんて100万年早い!」
「我になってるw」
そしてなんとかスプラ2を始める←
「「あああ!!」」
部屋の中で叫ぶ男女2人、画面には通信状態が悪いと書かれているページが映し出されている
サーバーが落ちたのだ
最初は「あれ?あの人落ちてんじゃん」と思うだけだったのだが画面が固まり、気づいたら自分たちも落ちていた
このまま行けばこちらのチームが勝てたのに、サーバーが落ちてしまっては元も子もない
多少のイラつきを覚え、そらるとAはもう一度試合を始める
だがその試合でもサーバーは落ち、通信状態(以下略)の画面に変わる
ー5分後ー
「「あああ!?」」
何度目だろうか、数えるのもめんどくさくなる程見続けた通信状態(以下略)の文字
そろそろイラつきも限界を迎え
「まふ/96にスタ爆してやろ」←
怒りの矢先は何も関係のないはずのまふと96へ向く
そのあと、まふと96のLIN〇の数はえげつないことになっていたのだとか
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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2017年11月9日 0時