猫系カップル (ページ21)

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第13話ページ21

そらるside

｢…嫉妬…？｣

そう言われて思わず肩がﾋﾞｸｯと震えた

昨日の夜にまふと寝ていた

何も無かったとは思うけど、嫉妬してしまうのは仕方がない

俺は相当独占欲が強いようだ

そのせいで、何も考えずにAの首元に跡をつけていった

まぁ可愛い反応が見られたから別にいいけど←

｢え、ほんとに嫉妬！？｣

｢普通そんなに驚く…！？｣

｢いや、え、何それ嬉しい…｣

｢は…/////｣

もうやだこの子

天然な所があるからこういうことを普通に言ってしまう

嬉しいとか…

あーもう、Aといると調子狂う

というかすぐに理性が壊される

流石に今日はまふたちが泊まっているからしないけど…

まぁ部屋でならやろうかなとは思ったけど流石に怒られそうなのでやめておく←

まふたちが帰ったら速攻やるつもりだけど((ﾎﾞｿｯ

｢はぁ、もうなんかAはバカ｣

｢なんて理不尽な｣

｢まぁそこが好きだけど｣

｢！？////｣

あ、赤くなった

こういう表情されると余計にいじめたくなるのが男というものだ

赤くなった顔を見られたくないのかAはﾌｲｯと顔を横に逸らした

頬に手を添えるとﾋﾞｸｯと肩を震わせる

｢かわいすぎ…((ﾎﾞｿｯ｣

Aの耳元に顔を近づけ、吐息混じりで

｢好きだよ｣

｢っ～/////｣

と囁いた

そしたら案の定、肩を震わせながら耳まで赤くしている

一々反応が可愛すぎる

背中に手を回し、もう片方の手で内ももを撫でる

｢ちょ…｣ﾋﾞｸｯ

ﾊﾞｯとこっちに顔を向けるA

目は少し潤んでいて息が荒い

加えて赤面状態

これで理性保てる人は神様だよほんとすごい←

だから理性を保った俺は神様だ←

｢その顔はズルい…((ﾎﾞｿｯ｣

｢は…！？｣

Aの顔が一瞬にして驚愕の色に染まる

そりゃそうだ

理由は簡単

俺がAを横抱き、所謂お姫様抱っこというものをしているからだ

｢え、ちょっ！？｣と慌てているAを無視してベッドに運ぶ

そして俺もベッドに入り

｢おやすみ｣

と言って目を閉じる

すると彼女も観念したのかため息をつきながら

｢おやすみ｣

と目を瞑った

その後、まふと96が見たのは1つのベッドで仲良く寄り添いながら眠るAとそらるの姿だった

そんな微笑ましい姿をこっそり写真に収め、顔隠し等をしてからTwitteにあげたのはまた別の話