猫系カップル (ページ3)

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第1話ページ3

貴女side

｢我おこなり｣

｢ほんとごめんって、後でお菓子買うから｣

第1話の冒頭から何があったのか？

遡ること約3時間前

ピピピピ、ピピピピ

｢、、、うるさ｣

朝から不快な音をたてるこの物体に怒りをぶつけながらベッドから起き上がる

人々はこれを目覚まし時計と呼ぶらしい

こんな不快な気分にさせるような奴が人気とは、、、はぁ←

どうしてこれを買ったのだろう

スマホでよかったじゃないかっ！

あまり通っていない、というか友達一人としていない学校の制服にとりあえず着替える

保健室登校なのだけれど、1回顔だしたら飴くれるし、週3回顔だしたらプリンとかくれる

なんて優しいんだ女神様がいる、、、！←

とまぁ、私は食べ物に釣られて学校へと通っているわけですよ

、、、なんて単純なのだろうか

でも自覚している辺り偉いよね

自分の単純さに呆れながらも着々と準備を進めていく

私とそらるの家はマンションなので階段がない

からすぐにリビングへと行ける

｢ごっはんはあるっかなー♪｣

私は相当頭がヤバイようだ

自分でも何を言ってるかわからない

｢、、、？｣

え？ご飯なくない？

不思議に思いご飯を探してみる

｢あ、冷蔵庫の中か｣

なるほど、冷蔵庫の中に保存してあるのだな！？

ガチャ

｢、、、ないじゃないですか｣

え、え？

確かそらるは朝早くから打ち合わせがあるって言ってたっけ

、、、餓死するんだけど←

どうしよ、そらる以外知ってる人いない

歌い手で知ってる人だって、、、96は論外だしなぁ←

やばいやばいやばい

そらると96以外いないじゃん

コンビニよる？

生憎そんな勇気持ち合わせていない

暫く部屋の中を歩き回った後、悩みに悩んだ末、餓死を覚悟して学校へ行くことにした

起きてから学校行くまで約1時間半

学校につき保健室に顔出して屋上に向かう

｢気持ち、、、｣

丁度いい温度の風が吹いている、、、訳ではない

当たり前じゃん、今11月だよ？そろそろハロウィンだよ？

学校の中は暑かったので丁度いい冷たさだ

そして約1時間寝て、家に着いたのは12時ちょっと過ぎ

家を出たのが11時だから1時間ぐらい学校にいたわけだ

｢おなかすいた、、、｣

昼ごはんはどこだー

そういや、まだそらる帰ってないんだっけ

そろそろお腹がやばい、、、

、、、？

、、、え？

、、、まじかよ

昼ごはん"も"ないじゃん