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番外編 〜クリスマス〜 ページ11

貴女side


「あー!!」

「どうしたのいきなり」

「そろそろクリスマスやん!(キラキラ)」


ゲーセンの帰り道、96が隣でいきなり叫び出した

確かにそろそろクリスマスか

今年は何プレゼントしようかな


「結構よくない!?」

「、、、あ、ごめん聞いてなかった」

「酷い!やからな?みんなでクリスマスパーティーしようや!」

「パーティーか、、、」


あまりそういうのしたこと無かったからたまにはいいかもしれない


「いいんじゃないかな」

「やっぱそうやよな、じゃあ場所はAん家やな!」

「、、、は?」

「そんじゃまたねバイバイ!」


そう言うと一目散に去っていったちび猫←

逃げやがったなアイツ


「はぁ、、、」


冬だから息が白い

このままここにいても寒いし、とりあえず帰るか

歩きながら冷たくなった手でそらるに電話する


『もしもしー』

「もしもし」

『どしたの?』


とりあえずクリスマスパーティーのことをそらるに話した

意外なことに許可を貰えた


『その代わり、26日はずっと引っ付くから』

「、、、ん?」

『だから、ずっと引っ付いてるから』

「かまってちゃんかよ」

『A不足なんだからしょうがない』

「はいはい」


電話を切ってスマホをポケットの中にいれる

冷たくなった手を頬に当てると、案の定少し暑かった

引っ付くって、可愛すぎかよ←

一緒に住んでから隣にいるのが当たり前って感じになっていたから、こうして改まるとなんか、恥ずかしい気持ちにもなる

まるで、初々しいカップルみたいだ


「そういえば、パーティーって何すればいいんだろ」


96に許可を貰えたことをLIN〇しながら何すればいいのかを考えていた

どうやらまふも来るようで、お菓子とか色々持っていくと言っていた

なら、飾り付けと料理とかは私とそらるか

料理は出来ないので(そらる曰く、私に作らせたら死者がでるそうだ)そらるに任せるとして、、、飾り付けか

飾りなら百均とかに売っているだろうと思い、来た道を引き返して百均へ向かうことにした


「25日、か」


あと2日もあるじゃん

そんなことを思いながら呑気に百均へと向かった

番外編 〜クリスマス〜→←第8話



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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2017年11月9日 0時

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