Forever.......愛は永遠に

〜ハッシュ〜３ ページ40

私たちがいるところをギャラルホルンに包囲され、

皆がクリュセに行くまでの時間稼ぎをします


あくまでも、時間稼ぎです

決して全滅させようなんか考えていません

昭弘さんやユージンさん、三日月さんハッシュ君たちと

時間稼ぎ組に参加させてもらいます

私のモビルスーツは水色が基調になっていまして、

機体の名前はもちろん『ハッシュ』






そして、ギャラルホルンが攻撃してきましたよ

それを合図に時間稼ぎ組は一斉に動き出します

私は久しぶりに使うモビルスーツに少し興奮したいました

貴「あはは！楽し〜！

　 久しぶりに乗ったけど」

私ははしゃぎながら敵を倒していきました

一機、一機、また一機

徐々に数は減っていっていますが



でも、きりがないこんなに数がいるんじゃ


そんなことを敵をなぎ倒しながら考えていると

誰かの声が聞こえたような.....

ハ「だからって、引けっかよ！」

ハッシュ君の声ですよ

ハッシュ君の声がした方に目を向けると

２機、ハッシュ君に向かっていきましたね

２機相手じゃさすがにきついかも、ハッシュ君

今相手してるの倒したら行けばいいか

そんな甘いこと考えていたら派手な音がいて

三日月さんが急いで向かっているのが見えました

慌てて、ハッシュ君の方を見ると

ハッシュ君が乗っているところから血があふれていました



嘘だ.....ハッシュ君がそんな.....

そんなこと考えている暇はないとでもいうように

もう１機ハッシュ君のところへ行こうとしているのを発見

私は自分でも驚くようなスピードでそいつを倒し

ハッシュ君に声をかけました

貴「ハッシュ君！聞こえてる？」

すると、小さい声で

ハ「愛羅、いけ

　 ここは俺の持ち場だ

　 絶対にあとで追いつくから

　 止まんないでいけ.....」

ハッシュ君が頑張っていっているんだとすぐにわかっちゃいました

そして、もう、追いついてくることはないだろうと

その気持ちを無駄にしたくなくて

貴「うん！絶対に帰ってきてね

　 待ってるからね、ハッシュ君」

涙が出そうになるのを必死でこらえて元気に

いつもどうりの私で言って

立ち去ろうとしたんですが.....

ハ「ごめんな..........」

すごく小さな声でそう言っているのが聞こえて

とうとう、堪えきれなかった涙が出てきちゃいました

ダメですね、私.....

ハッシュ君がいないと何もできないのに...

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