入学式 ページ4
桜がまだ蕾の寒い入学式…
どうせなら
満開の桜が見たかった
ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ
「あー！
久しぶり君もここに入学できたんだね！」
「受験ぶりだねー！」
うるさい声
ぱっとクラスを見た
僕は
1-D
普通科だ
廊下を1人
ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂと規制正しく靴を鳴らし歩く
うん…いい音
ガラッ
バッ!!!
シーン
モブ「ねぇ！私○○よろしく！」
「…うザッ」
モブ「へ？」
「弱者が吠えるな
目障りだ 消えろ」
モブ2「はぁ！？
お前せっかく○○が仲良くしようとしてやってるのになんだよその態度!!!」
「あ〜いるよね〜
仲のいい友達を悪く言われて暴言吐く馬鹿
それを見て集団になって独りをいじめるクズ達
それ見てるとさぁ？」
「壊 し た く な る よ ね」
モブ達「！！？(ｿﾞｸｯ」
「君らが今考えてること当ててあげようか？
怖い 恐ろしい 関わりたくない 出てけだよ？」
コツン
モブ「や！来ないで！」
コツン
モブ2「クソ！ぶっ殺してやる！！(バッ」
ドゥカッ
「…」
モブ2「お、お前が来るのが悪いんだ！
俺は悪くない!!!」
モブ「私達は悪くないよ！」
「やってくれるネ？
じゃ、こちらの番かな？」
ブォン
「生憎僕のイヌは躾が鳴ってなくてね
僕を傷つけた者達を生かしておくほど行儀よくないんだ…
悪いけど…消えてもらうよ？」
「不協和音が命じる
コイツらを消せ」
ルシ「Yes, My Lord.
お前らはマスターを…俺の大切なものを傷つけた
生かすわけないだろ？
存在ごと抹消してやる
跡形残らずにな」
シュンッ
モブ「や、」
モブ2「待っ」
モブ達「ギャァァァァァア」
「これが人間
やっぱり人間はクズばっかり」
ルシ「マスター
この騒ぎを聞きつけてセンコーの奴らがこちらに向かってきてやがる
うまく誤魔化せよ」
「わかってるよ
やれる
僕を誰だと思ってるんだ？
大悪魔ルシファーの契約者である不協和音だぞ
名の通り世界の不協和音になってあげるよ」
ルシ「それでは頑張ってくれよマスター」
シュンッ
ルシファーは消えた
ドタバタ
マイク「なんだあの叫び声は！！ｯ！？」
マイク「なっ何だと…」
ミッド「生徒が誰一人おりません」
イレ「いや…あそこに一人いる」
ビクっ
「ぁ…せｯ…先生…ｯ(泣」
マイク「何があった！？」
「み…皆がｯ…ヴィランに…消されちゃったｯ」
先生方「!!!」
うまく騙せた
ほら、もっと信じてヒーローでしょ？
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作者名：狸 | 作成日時：2017年8月20日 20時
