救済4 ページ4
〜?side〜
やっと僕は砂浜についた
見渡す限りの広い海
少し辛い潮の香り
すごく落ち着く
しばらく僕は砂浜を歩いた…
すると
ザブーン ザブーン
白い物体が波際にいた
「え!?
やばい、あんな所にいたら流されちゃう!!!!
早く助けないと!!!!(ザザザザッ」
僕はその白い物体に近ずいた
そしてその物体が犬だということがわかりすぐ様持ち上げて抱きしめた
犬をよく見るとところどころ傷だらけで痛々しかった…
「こんな酷い事をする人がいるなんて…!!!」
僕は怒りを隠せなかった…
でも、怒っている暇はない
僕は急いで家に帰った
早く早く
僕の気持ちが前のめりしていて体がうまくついて行かない…
「はぁ…ッ…はぁ…ッ!!!」
息が切れても知らんぷり
犬の命がかかているとなればそんな事どうでもよかった…
そしてやっとの思いで旅館についた
ガラガラガラッバンッ
寛子「勇利早かったね〜忘れもんしたとか?」
「お母さん!お風呂空いてる!?」
寛子「空いとるよー?まァ!?
その犬どうしたん?
傷だらけじゃなかと!?
男湯が今空いとるけん!!!
急いでお湯につからせるんよー!タオルとか持ってくけん安心せぇ(ドタバタ」
「うん、お母さんありがとう!!!(ドタバタ」
お母さんに感謝した
そして僕は急いで犬を洗いに行った…
ザァーッ
モシャモシャ
ザァーッ
傷にしみない程度に僕は犬を洗った…
後で消毒とかしなきゃね
キュッ
「よしッ タオルが来るまで桶にお湯ためて浸からせてあげよう
その間に僕もお風呂入ればいいしね…」
そう、
まだタオルが来ていないのだ
お母さんほんとに大丈夫かな?
と思いつつ体を洗ったりなんだりしていたらいつの間にかタオルが置いてあった
声かけてくれればいいのに…
「はぁー」
桶から犬を出して吹いて乾かして
居間に向かった
そしたら…
寛子「ワンチャン用の布団とか置いといたけん
そこにワンチャンを寝かしてあげてーな」
「何から何までごめんねお母さん」
寛子「いやいや、気にせんとね
ほら早くねかせんしゃい」
僕はゆっくり犬を下ろした
早く目覚めるといいな
犬が目を覚ますまで
あと、
15分
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作者名:狸 | 作成日時:2017年3月3日 18時