五条の甥が聖人すぎる件【呪術廻戦】 (ページ2)

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キーンコーンカーンコーン

「それでは帰りの会はこれで終わりです、皆さん気をつけて帰るように」

「「さようなら」」

帰りの会が終わり次々と荷物を背負い教室を出て行く一方後ろの窓際の席で雨の降り続く外の様子を眺める一人の少年がいた。

「ねぇー【名前】君今日は一緒に帰ろうよー。」

「ダメ！！あみちゃんは昨日散々【名前】君とおしゃべりして帰ってたじゃん」

「じゃあ私が【名前】君と今日は帰るの！！」

それも併せて少年の周りには少年を囲うようにして帰る準備をした女子たちが口論を繰り広げていた。

トラブルの原因である当の本人は口を大きく開けてあくびを一つして、机に伏せて寝る準備を始めている。

「あっほら！！もう話が長いせいで【名前】君寝ちゃったじゃん」

「うるさいもとを言えばみえちゃんが抜け駆けしようとするからでしょ！！」

「違う違う！！私は別に抜け駆けなんてしてないもん！！」

ガタッ

『,....あの』

「！！！？」

『そんなに喧嘩になるならもう君達とは関わりたくないんだけど、さっきも大声で話してて本当に呆れた』

「ちっちがうの私たちはただその、、、」

『、、皆優しい所沢山あるんだからそんな事したら、その可愛い顔も台無しになっちゃうよ、、だから皆仲良くしようね？』

「「きゅん」」

『じゃあ僕は用事があるからこれで』