さんじゅーご! ページ37
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二次
具体的な内容の説明がなかった為か誰も進もうとしない
私がこれ以上いる必要は無いし先に移動するかなぁ
『 世一 私はこの先で待ってるね 』
「 A… 」
『 心配しなさんな〜 信じてるよ 』
世一の背中を軽く叩いてドアへ向かうと通りすがりにジャージの襟を掴まれる
いきなりこんなことする人…いるな
「 ボールよこせ 」
『 凛ちゃーんもっと可愛くお願いできないの? 』
「 …… 」
『 はいごめんね ボール2つどうぞ 』
凛ちゃんって真顔怖いんだよね
よく言う美人の真顔は怖いってその通りだと思う
「 開けろ 準備運動は終わりだ 」
そう考えてる間に凛ちゃんは柔らかい高軌道と低軌道の
『 相変わらず綺麗なキックだね
それじゃあ行きますか 』
SECOND SELECTIONと書かれたゲートに進みながら撫でようとしたら避けられたなぜ
ほんとに隙がないなぁこの子
『 誰が1番最初に来てくれるかな〜 』
「 あ? 俺が1番に決まってるだろタコ 」
『 わお今日もキレッキレだね
私が退屈しないように早くクリアしてきてよ 』
「 …当たり前だ 」
凛ちゃんと別れ2ndステージの広い部屋で座る
一応タブレット借りて1stステージの様子を見ながらメモをとりクリア者を待つことにした
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No side
モニタールームでは絵心と帝襟が1stステージを見ていた
「 …絵心さん例の件ですが 」
「 まーだ言ってんの? Aちゃん本人が了承したんだから良いでしょ 」
「 だとしてもあの子には酷過ぎます! 」
数あるモニターの一つに映る潔Aを見ながら帝襟は訴える
「 あの性格だし無理だったら無理って言うでしょ 」
「 そう言う問題じゃ! 」
「 わかったわかった まずこれは大前提ね
あの計画で試されてるのはAちゃんの方 」
絵心は潔世一と潔Aの画面が隣合うように切り替え言った
「 現時点で良くも悪くもあいつらに影響与えまくってるとは思うよ
でも俺はAちゃんが持つエゴでどこまでイカれる事が出来るのか知りたい 」
「 でも… 」
「 忘れるなアンリちゃん
Aちゃんは元々ぶっ飛んでる
それに"
帝襟はAが来たばかりの事を思い出した
兄は必ずここにやってくると断言した時のあの目
「 (…確かにあれは普通じゃない)
わかりました! 信じましょう彼女を 」
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バナナ - 次も楽しみですぅ〜!絶対見ます〜 (12月23日 12時) (レス) @page38 id: c87282774c (このIDを非表示/違反報告)
由良の門を - 凪くんのタクシー!がめっちゃウケる!更新頑張ってください (2023年3月31日 12時) (レス) @page14 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
ミュナ - めっちゃ好きです!!更新楽しみ〜✨️✨ (2023年1月9日 18時) (レス) @page11 id: b803c5226f (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - 好き (2023年1月9日 15時) (レス) @page10 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
HI厨(プロフ) - うう!!続きが気になります‥!!!更新楽しみにしてます! (2023年1月9日 8時) (レス) @page9 id: d336f2d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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